新聞より

「異分野への挑戦」のスリル(「私の履歴書」より)

日経新聞「私の履歴書」今月はジャズピアニストの山下洋輔さんです。山下さんは結婚して数ヶ月たったところで肺浸潤という病気になってしまいました。治療の成果は出ているのだが、しばらくピアノが弾けなかったそうです。そこでどうしたか。以下引用します…

失明暗

本日は自分の中ではショッキングなことばを日経新聞「文化」で見ました。それは全盲の歌手であり、エッセイストの塩谷靖子さんの記事でした。実は、失明している人にとって日常は闇ではないということですが、どういうことかを以下のように述べています。失…

創造力育成は料理から(「領空侵犯」より)

6月6日(月)、日経新聞「領空侵犯」は毎週楽しみにしている記事です。今回は心療内科医の海原純子さんの記事でした。料理にはどんな効果があるかという問い対し料理とは自分との対話であり、実にクリエーティブなものです。好きな素材を選んで欲するもの…

ワゴンRがきっかけ(「私の履歴書」より)

アサヒビール元会長、瀬戸雄三氏がスズキ社長の鈴木修氏にワゴンRの人気の理由を聞いたら「それは機能性だよ。買い物をした女性が袋を持ちながらかがまずに乗れるんだよ」と答えたそうです。それから瀬戸氏はスーパードライにとって「機能性」とは何かを追求…

お客様からの通信簿(「私の履歴書」より)

先月の日経新聞「私の履歴書」はアサヒビール元会長の瀬戸雄三氏でした。私はあまりビールを飲まないのですが若い頃ビールと言えばキリンラガーでした。今はビールや発泡酒やノンアルコールやらでたくさん種類があるので何がいいのかわかりませんがビール党…

詩歌の賞味期限

詩歌に賞味期限などあるのだろうか?5月29日の日経「文化」欄の記事を読んで不思議に思いました。記事を書いたのは俵万智が師事した佐佐木幸綱氏。内容はこんな感じです。しんしんと雪ふるなかにたたずめる馬の眼(まなこ)はまたたきにけりという短歌を…

ポスターの剥がし時

昨日の日経、夕刊「プロムナード」は芥川賞作家の川上未映子さんでした。川上未映子さんの作品は読んだことがないのですが、さすがの表現力!と思います。「わかならいことばかり」ということをまるでわからなさの足し算とかけ算で世界は盛り盛りとできあが…

がんばる

私はがんばっている人を見るのが好きで 応援したくなります。 たぶんみんなそうだと思いますが。 自分の教え子ががんばっている姿を見るのって すごく気持ちがいいんですよね! ところで、この「がんばる」を自分に対してつかうと どうなるか。 成功するため…

走りながら考える(日経新聞「文化より」)

4月22日(金)の日経「文化」は47都道府県のマラソン大会に出場するのを70歳の誕生日に達成した田村伸行さんの記事でした。42.195キロを走るというだけですごいのに全国で開催されているマラソン大会に出場したというのだから驚きです。40歳…

ブッシュ前大統領(「私の履歴書」より)

今月の「私の履歴書」はブッシュ大統領です。イメージとしては戦争という感じで個人的にはあまり好きではありませんでした。4月1日「私の履歴書」の最後のところで以下のように書いてありました。この時から(9・11テロ)私は「戦時指導者」となること…

人間性育む教育

日経新聞「私の履歴書」、安藤忠雄さんは本日で最終回です。本日のサブタイトルは「人間性育む教育に未来」でした。本当の豊かさを忘れてしまった。未来を担う子どもたちは親の敷いたレールの上を走るのに精一杯で、創造力を養うための貴重な時間を失ってい…

人と人(「私の履歴書」より)

今月の「私の履歴書」は建築家の安藤忠雄さん。もう何度もこのブログでとりあげてしまいました。本日は事務所での仕事について印象に残ったことです。40年前と現在とで大きく変わったのはコンピュータの導入で、そのおかげで作業風景が大きく変わったそう…

家族の大切さ(私の履歴書を読んで)

本日は日経新聞「私の履歴書」を読んで思ったこと。今月は建築家の安藤忠雄さん、9回目です。個人的におもしろく拝見しています。今日のサブタイトルは「家族」でした。そこに夫婦2人で始めた事務所のことが書かれていました。奥さんの由美子さんは事務所…

今月の私の履歴書(安藤忠雄)

本日は3月1日です。日経新聞の私の履歴書が新しい人になります。今月は独学で建築を学んだという安藤忠雄です。今日は第1回目ですが、苦労して独学でつかんだ建築家へのスタートが書かれていました。なぜ独学かというと「家庭の経済的理由」と「学力の問…

敗戦の教訓をいまに生かしているか

8月15日は言わずとしれた終戦の日です。本日のブログの記事は8月15日の社説のタイトルと同じものです。終戦から65年。もちろん平和がいいと誰もが言うでしょう。しかしその前にもっと日本の国民が戦争についてもっと学ぶ必要があるように感じます。…

日航機墜落25年

本日の新聞で「日航機墜落 きょう25年」とありました。もう25年も経ってしまったんだなぁ、と思いました。あの時のテレビの映像は本当にショッキングでした。人間の記憶というものはだんだん薄れていくものです。しかし忘れてはいけないこともあります。…