がんばる

私はがんばっている人を見るのが好きで
応援したくなります。

たぶんみんなそうだと思いますが。

自分の教え子ががんばっている姿を見るのって
すごく気持ちがいいんですよね!

ところで、この「がんばる」を自分に対してつかうと
どうなるか。

成功するためにがんばる!

お金持ちになるためにがんばる!

みんなの幸せのためにがんばる!

一見、気合いがあるように見えますが
結局何をするのかわからない抽象的なことば。

だからあまり使わないように心がけてきました。

また、前にいた会社でも「がんばる」ということばは
がんばらない人が使うと言われていました。

だから「がんばる」ということばは
自分に対しては極力使わないようにしていました。

その「がんばる」について
5月21日、日経新聞夕刊「あすへの話題」で
とりあげられていました。

今日はその紹介です。

個人的にいいなぁと思ったので。


この記事は脚本家の内館牧子さんが
書いたのですが、
月刊『パンプキン』5月号でソプラノ歌手、
鈴木慶江さんの語っていたことをもとに
感じたことが書かれています。

(引用ここから)

「”がんばろう”は”顔晴ろう”、
つまり”笑顔になること”。」

これには目がさめた。
「頑張る」という字をあてるから
嫌われるが、
「顔晴る」ならば
まったく違う味が出る。

「晴る」というのは
「心の憂さがなくなること」であり、
「晴れがましいこと」である。

(引用ここまで)

たしかに「顔晴る」だったら
とても元気になるように思います。

思えば勉強をガンバッタ生徒は
顔が晴れやかです。

ガンバッタ人の笑顔って
なんか素敵だなと思います。

がんばるってやはりいい言葉なんだなと
思います。

これから私が「がんばる」と言うとき
それは「顔晴る」ときです。

ではこれから毎日
顔晴ります!