2017-07-30 「少年老いやすく学成り難し」を一生繰り返すのか?

朱熹の「遇成」という作品

少年易老學難成
一寸光陰不可輕
未覺池塘春草夢
階前梧葉已秋聲

 

書き下し文にするとこうなります。

少年老い易く 学成り難し
一寸の光陰 軽んずべからず
未だ覚めず 池塘春草の夢
階前の梧葉 已に秋声

 

見てわかるように、最初の部分は誰でも知っているあのフレーズです。

(ただし、朱熹の作品とは、はっきり言えないそうです)

 

 

少年老いやすく学成りがたし

 

これは、「若いうちは時間があっという間に立ち、学問をなかなか修めることができない」という意味。

 

一寸の光陰軽んずべからず

 

これは「ちょっとの時間もムダにしてはいけない」です。

 

 

私が塾講師をしていた頃は、この言葉を掲示しておいたものです。

 

 

さて、7月が過ぎ、今年の折り返し地点から一歩、年末に近づいた気がします。

 

7月もあっという間でした。そして年末には、「今年もあっという間だった」と言うことでしょう。

 

夏休みの最後に「もっと早く宿題しておけばよかった」と言うような、あんな感じで。

 

振り返ってみて、7月に何かを成したのだろうか?

 

いや、全く何もできていない気がする。これはダメですねぇ。

 

もっともっと、時間を大切にし、もっともっと何かをやっていかないといけないなぁと思います。

 

ムダに時間を過ごすのは、時間の浪費

 

しかし、今後のために時間を使う時間の投資をしていきたいものです。

 

このままでは、「あっという間に時間がたってしまった」を死ぬまで繰り返すだけです。

 

時間をもっと有意義に使わなければ!

 

 

ということで、毎度のことながら、今日もできるかできないのかわからない決意をしてみた次第です。

 

よし!時間を大切に使うぞ!