自分を高めていき、そして人のために役立てる。
そんな目標を持っています。
自分を高めるために人間学に関する本を読みました。
11月は安岡正篤でした。
今月は森信三『修身教授録』を読むことにしました。
少しずつでも読んでいき、報告します。
本日は「天命」についてです。
生きていると偶然か運命かわからないが
自分が想定していることとはちがうことが起こります。
それでいやな思いもするでしょう。
『修身教授録』 には
すべて自分に対して必然的に与えられた事柄については、
そこに好悪の感情を交えないで、素直にこれを受け入れるところに、
心の根本態度が確立すると思うのです。
と書いてあります。
上の「自分に対して必然的に与えられた事柄」のことを
天命
といいます。
いまおきている現実がすべていいことではありません。
そのとき逃げたくなります。
そんなときは精神的にも参ってしまいます。
しかし起きていることからは逃げられないのです。
それならば前向きに考えたほうがいいでしょう。
だからすべての事柄を「天命」だと思って、これから
逃げずに取り組んでいく、そういう意識で毎日を過ごしたいです。
修身教授録―現代に甦る人間学の要諦 (致知選書)
著者:森 信三
致知出版社(2001-06)
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