村田兆治という生き方

これからどうやって生きようという考えたとき
スポーツ選手の生き方から非常に多くのことを学べる

というのは間違いないことだと思います。

日経新聞夕刊の「人間発見」では
現在元プロ野球選手、村田兆治さんの
連載がはじまりました。

現役の時に右ひじを痛め、手術をしたのですが
手術後、見事復活。

投手が利き腕のひじにメスをいれるなんて
考えられないことでしたが

生涯215勝のうち59勝を手術後に挙げたという
超人のような人が村田兆治さんです。


連載を読んでいて、まず心構えを見習いたいと思いました。

村田さんはこう言っています。

野球という競技に出合わなければ今の自分は
なかったと思います。
だから野球を通して社会にわずかでも
還元したいと思ったのです。

私が思う立派な人は
みんな自分のことではなく
社会に貢献するということを
口にします。

人の役に立つということは
いつも人のためになりたいという心が
胸のうちにあるということ。

そういう人が
強靭な精神力をつくるのだと思います。


そして村田さんの座右の銘

人生、先発完投

これは人生を野球のピッチャーに
たとえたものです。

村田さんは、このように説明しています。

人はだれもが人生というマウンドに立っていますが、
簡単に降板できない。
力の限りを尽くして完投してほしいのです。

そうです。

人生を途中でやめることはできない。
野球のようにリリーフをする人が
いるわけでもないのです。

いつも生まれてから死ぬまで
完投するのが人生なのです。

だから「力の限りを尽くして
人生を生きるべきなのだと
村田さんは言うのです。

一生懸命やれば困難も生じます。

村田兆治というピッチャーは

一生懸命投げたから
ひじを手術することになったのですが
復活しました。

人生、先発完投!

誰かの人生ではない
自分の人生なのだから

力の限りを尽くして
生きていこうと思います。