女優の南果歩さんが乳がんの手術を終えて2ヶ月で復帰というニュースがありました。
1日1日を生きることに必死でした
このことば、日々平凡に生きている私の口からは出てきません。
幸運にも親から健康な体を授かった私は、生まれて四十数年間、これまでに大きな病気を患ったことがありません。
もうすぐ死ぬかもしれないなんて思ったことは一度もありませんでした。
だから、南果歩さんが言ったような「生きることに必死」などとは全然頭になく、日々、のうのうと生きています。
おおいに反省しました。
私の人生、なんて薄いんだろう。「必死に」とまではいかなくとも、もっと濃い人生を送ることはできるはずです。
せっかく健康に恵まれて生きているのだから、もっと濃い人生を送らなければもったいないし、バチがあたります。これまでただ漫然とダラダラ生きてきた私は、南さんのことばに衝撃を受けました。
それで、これからどうやって生きていこうか。どのように濃い人生を歩んでいこうか。漠然とですが、こうしようというのを決めてみました。
1 人生の目的を決める
目的もなくやっていることって、たまに虚しくなることがあります。
例えば目的もないのに毎日筋トレをしているとします。毎日毎日腹筋100回やったとして、目的がなければ「どうして俺はこんなことをやっているんだろう?」と思うでしょう。
また、小学生や中学生のときに目的もなく勉強させられた人は多いと思います。これも同じで、「なんで勉強なんかしなければいけないんだろう」と疑問に思ったはずです。
だから目的を持つことってかなり重要なことなんですね。
人生も同様。人生の目的を持つことが必要です。
私の人生の目的は、「毎日楽しんで生きる」ことです。つまり「楽しむために私は生きている」のです。
だから、仕事でも遊びでも、なんでも楽しめるように工夫していきたいと思います。
2 目標に向かってがんばる
ダイエットをするときに「目標体重◯◯kg」と 目標を設定するとやる気がでます。お金を貯めるときも「100万円貯める」という目標を掲げると、「あと◯◯万円」などとお金が貯まっていくことが楽しくなってきます。
目標というのはひとつのゴールで、ゴールがあるからそこに向かうことができるわけですね。だから目標を立てるとやる気が出るのだと思います。
目的と目標は似たような感じで区別が難しいかもしれませんが、一応、「目的は数値化できない概念的なもの」、「目標は数値化できて達成できるもの」としておきます。
「達成できるもの」なので、目標が決まれば、それに向けて「PDCA」のサイクルを回すことで、より充実していくはずです。「PDCA」のサイクルがあると、ゴールに向かっていく過程まで楽しめるのです。
私もいくつか目標があります。このブログが多くの人に読まれることも目標のひとつです。とりあえずは月間1万PVかな。もう少し気合を入れて書いていこうと思います。
3 自分はいつか死ぬということを自覚する。
生きていると、「自分はいつか必ず死ぬ」ということを忘れています。生きていける時間は無限ではなく有限ですが、そんな意識すらありません。
だからもったいない生き方をしているんだと思います。
すぐにやったほうがいいのに、やるべきことを明日に引き伸ばしてしまうのも、「時間はたくさんある」という錯覚があるからです。
ガンジーの名言で
明日死ぬかのように生きよ。
永遠に生きるかのように学べ。
というのがあります。
もし、明日死んでしまうとしたら、今日やりたいことを一生懸命やるでしょう。
さすがに、明日死ぬなんて意識するのは難しいことです。だから私は人生を80年として、「私は80歳で死ぬ」と仮に決めています。
もちろん、80歳以上生きる可能性もありますが、そうしたらラッキーということで。だから80歳になったら「81歳で死ぬ」と決定しなおします。
当然80歳になる前に死んでしまう可能性もあります。そう考えたらますます時間を大切にしなければなりません。
私は80歳に死ぬので、あと三十数年の命。果たして何ができるだろうか。今までの人生、ここまであっという間だったことを考えると、あと三十数年もあっという間にちがいありません。
やりたいことをなるべくたくさんやっていこうと思います。
まとめ
南果歩さんのことばをニュースで見て、ただ漫然とい生きている私はもっと濃密に生きていかなければならないと決心しました。今日から生き方を修正していこうと思います。