2016-05-15 論語「学びて時に之を習ふ」にあるように学びには反復が大事!(№305)

先日、鮒谷周史さんのメルマガ「平成進化論」(4627号)を読んでいて、ハッと思いました。

 

まずタイトルが

どれだけ勉強しても、一向に成果につながらない「摩訶不思議」の解明

でした。

 

ギクっとしますよね。

 

いくら本を読んだり、セミナーを聞きに行ったりしても、成果が出ない現実の厳しさを経験したことのある人も多いでしょう。

 

上司や先輩がとてもいい人で、いろいろ教えてくれるんだけど、全然その教えが身につかないという人もいるはずです。

 

私は完全にそれでした(汗)

 

それはなぜかというと、簡単なことです。学んだことを反復していないからです。

 

ビジネス本を読むと、本当にためになることばかりです。実際に自分の生活や仕事に取り入れれば必ず成果が発揮するはずでしょう。

 

ところが、いくら本を読んでも何も発揮しませんでした。読みっぱなしだったので。

 

やはりやるべきことは、学んだら反復することです。本を読んで、気になったところがあれば何度も読みなおし、そして自分の仕事に取り入れるべきなんです。

 

ただ、取り入れたとしても次の仕事のときには忘れてしまうかもしれないので、繰り返し実行していくことが重要です。

 

何度も何度も実行し、自分のものになるまで反復していくべきなのです。

 

たとえば以前私はこういうブログを書きました。

「学び」は「まねび」、だから「徹底的にパクる」ことが必要なのだという内容でした。

 

私はこのブログを書いてから「徹底的にパクる=TTP」を徹底的にしてきただろうか?ちょっと自信がありません。

 

それは私に「反復が大事」という意識が欠けているからに他なりません。

 

ちなみに鮒谷周史さんはメルマガの中で

学びにおいて、反復、復習が重要であり、大切な(=有用な)概念であればあるほど、あたかも「漆塗り」のごとくに、根気よく何度も何度も繰り返し、続けることが大切になってくるのです。

 と述べています。

 

反復を「漆塗り」に喩えているところが妙にマッチしているように感じました。

 

一度学んだことを「漆塗り」のように何度も何度も繰り返すことは非常に重要だとあらためて思いました。

 

さらに鮒谷さんは

新たに学ぶ:反復・刷り込み = 1:9 

と言っています。

 

1回学んだらその10倍は反復するようなイメージですね。今後は、この反復に重点を置いてみようと思います。

 

なお、反復の重要性を昔の人がうまく言っていないかなぁなどと探していたところ、超有名なことばを見つけました。

 

学びて時に之(これ)を習ふ、また説(よろこ)ばしからずや。(『論語』学而)

〈学んだことを、機会があるごとに反復し復習することは、なんと喜ばしいことでしょうか。〉

 

中学生の時だったかな。この言葉習ったような気がします。

 

この場合の「習ふ」は「復習する」の意味。すなわち学んでから復習するってことが大事だよってことですね。

 

さて、反復学習がんばらなきゃ!

 

 

ところで、ここでちょっと新たな試みをしてみました。

 

せっかく学んでも忘れてしまうこともあります。そこで、後ほど何度も見返せるように学んだことをTwitterに書いていくことにしました。

 

新しいアカウントも作っちゃいました。

 

 「みっちー@学びのことば」(@motoshidaaYO)です。さっそく今日の学びをツイートしましたので、忘れないようにしたいと思います。

 

ではみなさまも、学んだことは「漆塗り」のごとく何度も何度も繰り返し反復していきましょう!