『百年たっても後悔しない仕事のやり方』を
読み終えました。
出口氏は私が尊敬する経営者の一人です。
仕事のやり方を知りたいというより
生き方、考え方を知りたくて読みました。
この本の中でもビジネス書について
以下のように書かれています。
このような本は、ほとんどの場合、
一人の著者の成功体験に基づいて
書かれていると思われます。
（中略）
言い換えれば、成功の数だけ、
成功した方法論があるわけで、
それが他の人にも通用するとは
必ずしもいえないような気がします。
成功する方法が書いてある本を求めるよりも、
大きな成功を成し得た先人たちの人生そのものを
学ぶことが大切です。
そのほうが多くの知恵を得られるはずです。
確かにその通りだと思います。
小手先だけの方法論より
本質を考えたほうがいいというのが私の持論です。
（これは大前研一氏の影響を受けました）
私も過去に、ビジネス本を読んで
そのとおりやったのですが
うまくいったり、いかなかったりで
あれもこれもというふうにどんどんやっていきました。
しかし考えて見れば、人それぞれ環境、仕事内容
得意分野、性格など全然異なるので
全ての人に通じるビジネス本なんて
なかなか存在しないのだろうと思います。
だから仕事の方法なんて
自分で考えないといけないのですよね。
そんなわけで私は仕事術に関しての本は
買わないのですが、今回買って読んでみました。
出口氏の本を読むのは『「思考軸」をつくれ』に
続いて２冊目ですが、かなり勉強になりました。
どんな点が自分にとってためになったかは
明日に続けます。
百年たっても後悔しない仕事のやり方
クチコミを見る
