分析力

昨日に引き続き『百年たっても後悔しない仕事のやり方』より。

私は考えることが好きみたいで、
「分析力」なんて書いてあると
他のところよりよく読んでしまいます。

まず、ものの見方に2つのあると書いてあります。

木を見る眼、森を見る眼

「木を見て森を見ず」とよく言いますが、出口氏は

木も見る、森も見る

という視点が大事だと述べています。

細かいところを見たり、全体を俯瞰して見たり
するということですね。

もうひとつ大事なことがあって

歴史の軸と場所の軸

で考えることが必要だと述べています。

これはどういうことか、以下引用します。

ひとつの出来事や文化について、
長い時間の中でとらえなおす「歴史というタテ軸」と、
ひとつの問題に対する他企業や世界の国々における
結果や反応などと比較対照してとらえなおす
「場所というヨコ軸」、このふたつを考える軸とする
分析の仕方です。

何か問題があると、私はすぐに人に頼り
「どうすればいいのか」などと答えを知りたがります。

しかし、仕事にただひとつの正解が
存在するわけはありません。

答えなど自分で探さなければいけないのです。

そんなときにこの分析力が役にたちそうです。

まず、自分の仕事の仕方で
細かいところにミスはないか、
ひとつひとつ抜けはないか
チェックします。

そして全体の流れとして
バランスを見ます。

次に先人は似たような事例でどうやっていたのか
また現在、同僚はどのようにやっているのか
などと見ています。

ちょっと狭い例になるかもしれませんが
そのようにいろいろな角度から見るのが
分析力だと思います。

仕事に限らず、ものを考えるときに
この考え方はおおいに役立ちそうです。

これから歴史や地理をよく勉強して
ものを見る眼を養っていこうと思います。

がんばろう!

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