毎週楽しみにしている番組にNHKの「先人たちの底力 知恵泉」というのがあります。
過去の偉人たちの業績と、その知恵を紹介する番組です。
わかりやすくて勉強になるうえに、おもしろい。
さらにゲストの話もためになります。
今週は再放送では持統天皇が取り上げられていました。
持統天皇といえば、天智天皇の娘で、天武天皇の妻。
そして天武天皇が崩御したのちに、みずから天皇になった人物です。
その持統天皇、夫がまだ大海人皇子だったときから、後に天武天皇になったときまで、ずっと支えていたようです。
そして天武天皇の崩御後も、しばらくは天皇にならずに天武の方針を受け継いだようです。
国家を安定させるために尽力したということがわかりました。
今回の「知恵泉」、持統天皇というかなり昔の人にスポットあてていましたが、勉強になりました。
★★★
さて、話はだいぶ変わるんですが、最近痛切に思っていることがあります。
それは、私がつくづく知識不足だなぁということです。
小中高ってずっと勉強がキライで、基礎学力をつけることをおろそかにしていました。
そのせいで、わからないことだらけなのです。
歴史の勉強だって、しっかりやっておけば、持統天皇の時代の背景がわかったはずです。
わかっていればもっと持統天皇のことが理解できたかもしれません。
大化の改新や壬申の乱をはじめとした、この時代の出来事をもっと深く知っておく必要があったと思います。
また歴史に限らず、理系の勉強も同様です。
最近、血液の病気(おもに白血球)になったので、免疫について興味が出てきました。
それで、講談社ブルーバックスから出ている免疫の本を買ってみたのです。
レビューを見ると初心者にもわかりやすいと書いてあるので、安心してたんですよね。
ところが読んでみたら、ちんぷんかんぷん。
わからないことだらけです。
そこで、高校の生物学をYoutubeで勉強することにしました。
そうしたら、免疫のある程度のことはちゃんと高校で習うということを発見しました。
しっかり勉強しておけば、免疫の本も理解できたんだろうなぁと思います。
歴史でも理科でも、高校生までしっかり勉強しておけば、おおよその基礎が身につきます。
基礎がしっかりしていれば、ちょっと難しいことが出てきても、頭にすーっと入ってくるはずです。
新しい知識は、基礎知識あってこそ理解できるわけです。
そういう意味では私はだめです。
基礎がしっかりしていないので。
ちゃんとやっとけばよかったんですけどね。
しかたないので、これから高校までにならったことをYouTubeで勉強することにします。
いまからではおそいかもしれないけど、これから基礎学力をつけたいと思います。
ということで、いまさらながら勉強をはじめようと思います。