先日、五月病についてブログを書いた際に、GW明けがやばいという話をしました。
またその時に、中学生の自殺が増加しているという話もしました。
そうしたら、はやくも自殺のニュースです。
中学2年生が、手をつないで急行列車に飛び込んだとのことです。詳しいことは全然わかりません。
そして、私は列車に飛び込む自殺など迷惑だからやめてほしいと日頃からTwitterやブログで言っているんですが、さすがに中学生ともなるとそんなことを言う気も起きません。
本当に痛ましい事件です。二人に何があったのかは、もう本人にしかわからないことなでしょうね。
私が思うに、学校や会社のような組織にいて一番いやな思いをするのは人間関係です。いじめ・いびり・いやがらせ・セクハラ・パワハラ・無視など、いやなことは全部人間関係が良好でないからです。
だから、おそらくこの二人も学校か家庭のどちらかで人間関係がうまくいっていなかったのだろうと思います。
そして、自ら死ぬという選択をせざるを得ない状況になってしまったのでしょう。
実はこのことは他人事ではありません。私も新しい職場になったときにとても不安だったし、慣れないことが多くて人間関係もうまくいっているとは思えませんでした。
最初の頃は、仕事に行くのがいやでいやで仕方なかったです。毎日が憂鬱でした。
おそらく、どこに異動しても私の場合、最初はきついんだろうと思います。
ただ、とりあえず、ここ数年は死ぬほどいやだという目にはあっていないのが救いでした。
死ぬことよりも辛い状況ってどんな状況なんでしょうか。そんな状況はまさに生き地獄です。
ところで、私は、子どもの教育に、親がもっと真剣に考えるべきだと思っています。といのは、親が子どもを学校や塾に任せっきりにしているのではないかと思うからです。
私が塾の教師をしていた頃、親御さんからよく言われることばで多かったのは
うちの子、家で全然勉強しないんです。どうしたらよいでしょうか?
塾にお任せしてますので。
です。
つまり、自分の家庭のことが全くコントロールできていない親御さんばかりだった、
いや、コントロールできていないというより、自分でなんとかしようとしない親御さんが多かったのです。
「任せる」のレベルもかなり高く、家で勉強しないのも塾のせいにする親御さんがいました。
要するに、
世の中の親よ、もっと自分の子どもの教育に責任を持て
ということです。
どれくらい家庭で心の教育がなされているでしょうか。例えば親の言葉で、将来のこと、人生のこと、生きる意味とは?、勉強して何になるのか等が語られているのか。
そういう会話が家庭で日頃からなされているべきだと思います。そうしていくうちに中身の濃い人間になっていくのではないかと思います。
もちろん、親だけではなく、学校の教師も同様ですが。
ともかく、自殺をさせてしまう環境をつくったまわりの大人の責任は大きいです。
こんな痛ましいのとが減っていくことを願ってます。