2016-02-05 おまえなんか大学に行かせなきゃよかった(№203)

本日のタイトルは、今年になって父に言われたことばです。

 

おまえなんか大学に行かせなきゃよかった。

俺の失敗だ。

 

大学で文学を学び、将来、学校の先生になる予定でした。父は文学など将来食えるわけがないと全然賛成してくれなかったのですが、母は「先生」ということばに弱いので賛成してくれませんでした。


大学では全く興味がなかった万葉集を勉強しはじめ、そのうちのめり込みました。

 

その後、私はちょっと人の道をはずれて、万葉集を研究するために大学院に行ってしまい、研究者になろうと進路を変更しました。


しかし、挫折。

 

結局、塾の先生になってしまいました。それが15年近く続いたんですが、4年前にいやになりやめてしまいました。

 

先生という職業がいやになったわけではなく、会社がいやになったのです。

 

現在の私は、大学卒という肩書など全くいらないし、役に立たない職業についています。

 

父に冒頭のようなことを言われるのも無理がありません。いくらいろんなことを言われても全く弁解もできないし、父のいうことはまちがっていないので、何も言い返せません。

 

私は実家に帰るたびにイヤミっぽいことを言われるのでした。

 

親にとって、私はロクデナシなので、いつも頭にブルーハーツの歌が流れます。


THE BLUE HEARTS ブルーハーツ / ロクデナシ(ライブ)

 

役立たずと罵られて 最低と人に言われて・・・ 

 ですね。

 

私は昔から劣等感が強かったのですが、親の前では完全に劣等生です。


親を全然喜ばすことができないし、親孝行もできない最低の息子なのです。

 

だから父親には幼い頃から今まで全然ほめられたことがありません。

 

せめて父親が生きているうちに(まだ先は長いと思いますが)、1回くらいはほめられるようなことをやりたいと思います。

 

でも、正直言って、ちょっとはほめて育てることもしてほしかったなぁ。


世のお父さん、子どもはほめましょう!

でないと、劣等感のカタマリになってしまいますよ!