修身教授録を読みました⑤

『修身教授録』の第10講は「尚友」がテーマです。

「尚友」の「尚」は「たっとぶ」という意味で
昔から「読書、尚友」と使われて

読書とともに、友を尊ぶことが
とても大切なことだということです。

その中でも最も友情を感じるのが

師を共にする同門の友

だそうです。

同じ道を行く友のことです。

これは別の言い方をすれば

「同じ釜の飯を食った仲」

であり、また

「同期の桜」

でもあるかもしれません。

また、必ずしも師が同じではないが
道を同じくするものでもいいかもしれません。

みんなちがう業種の仕事をしていても
おそらく世のため人のために
働いているでしょう。

いい仕事をしたい

と思っている異業種の仲間でもいいでしょう。

とにかく、何かしら道を同じく
考え方を同じくしている人を友とし
尊ぶということは大切です。

まわりを見渡せば
必ず道を同じくしている人がいます。

そういう人をこれから大切にし
絆を深めていこうと思います。