堀江貴文「ハッタリの流儀」の感想:「できる」と言ってやってみることが大切(令和元年7月20日)

今月はたくさん読書しようと思ったのに、なかなか読めないみっちーです。

 

先日やっと読み終わった堀江貴文さんの「ハッタリの流儀」。いつもながら、堀江さんが書いた本というのは歯切れがよくて、具体的で、ためになる。

 

もりろん、今回も勉強になった。そこでこの本を読んだ感想を書いてみたいと思う。

 

 

「ハッタリの流儀」の感想

 

この本でもっとも言いたいことは「もっとハッタリをかませ!」ということだ。

 

そもそも「ハッタリをかます」とは

ものを実際よりも大げさに表現すること

外見を偽って、別のものや実際よりも優れたものに見せること

ということだ(Weblio類語辞典より)。

 

実際より大げさに見せたり、偽ったりするという意味があるので、「ハッタリ」には悪い印象がある。

 

だが、私も前職では「ウソはだめだけどハッタリはよい」とよく言われた。

 

ウソにならない程度の誇張は必要ということなんだろう。

 

堀江さんも、この本の中で「さあ、ハッタリをかまして、生きていこう」という。では、そのこころは?

 

それは、どうやら「挑戦」であり「自分への約束」のようだ。

 

新しいことに踏み出すとき、人は「できない」とか「自信がない」といいたくなる。

 

しかし、そこで「できる」と言い切る、それがハッタリだ。

 

私はふだんモノを販売する仕事をしている。

 

販売業には波があり、売れるときと売れないときがある。売れないときにはどうしても気が弱くなり、目標を達成できるかと問われても「わかりません」とこたえてしまう。

 

しかし、「ハッタリの流儀」でいえば、ここは「まかせてください、やります」だろう。

 

一見できないと思われることに挑戦し、宣言してしまうのだ。これがハッタリ力だ。

 

これは夢を宣言し、夢に向かって進んでいくのと同じだ。

 

できる、できないは関係ない。「できる」と宣言し実行していくわけだ。

 

堀江さんは

大切なのは、成功するという「結果」ではない。「挑戦する様を見せること」なのである。

 と言う。

 

挑戦する様子を見てもらうことが人々の感動を誘うからだ。

 

宣言したら、あとはがむしゃらにやっていくのみ。

 

ただし、ただあてもなくやっていくのではない。どういうふうにやるべきかも堀江さんが示してくれている。

 

やりながら学べ

というように、まずは実行し、わからないことは調べて乗り越えるとか

 

パクってパクってパクリまくる

というように、うまく言ったやり方は自分に取り入れることの大切さも説いている。

 

とにかく、まずは行動。その際に宣言するということがとても重要というわけだ。

 

堀江さんのいうハッタリというのは単にウソをいうことでなく、自分のやりたいことの宣言である。

 

タイトルだけみると「???」って感じだが、読んでみると納得。

 

まさに私の足りないものがこの中に書かれていた。

 

おそらく私だけでなく、多くの人がハッタリをかましていないだろう。

 

でも、この本を読めばきっとハッタリの重要性がわかる。

 

挑戦することに二の足を踏んでしまいがちな人はぜひ「ハッタリの流儀」を読んでほしいと感じた。