2015-09-28 みっちーの社畜化された生活1(№73)

私が今の仕事に転職してから数年経ちました。時が経つのは異様に早いものです。

 

知っている人は知っていると思いますが、その前は塾の先生でした。今の私を見ている人は信じられないと思いますが、仕事に明け暮れる毎日を送っていました。

 

もともとアルバイトで塾講師をやっていたのですが、しっかり入社試験を受けて面接もやってもらって入社したのです。

 

最終面接は社長面接でした。

 

社長からいくつか質問されて、最後に「何か質問がありますか?」と言われたので、社員としての心構えを聞きました。そうしたら社長が「私についてくればまちがいない」と応えてくれました。

 

そのときから私の社畜化された生活が始まったと言っていいでしょう。

 

けっこう私は忠誠心が強かったほうだと思います。しかしいつの頃からか社長から変な意味で目をつけられるようになってだんだん会社の中に居場所場がなくなっていいきました。

 

今回のブログは、この会社を去ること完全に決めた出来事を書いてみたいと思います。

 

それは会社の新年会での出来事でした。とある場所を貸し切りにして社内のメンバーが社長を囲んで盛り上がっていました。

 

だいたいこういうお酒の場ではグループ(地区)ごとにまとまって社長にお酌をしにいきアドバイスをいただきます。アドバイスっていうかほとんど罵倒される場合も多いんですけどね(笑)

 

それで我らのグループがお酌することになりましたが、案の定ひとりひとりひどいことを言われていました。

 

「◯◯(ある女性社員)!、お前はデブになったなぁ」

「◯◯(男性社員)!、お前の奥さんはデブなんだよ!」

 

仕事とは関係のないことまで言われています。

 

そして私が罵倒される番がやってきました。

 

「◯◯(私の苗字)!、おまえつきあってるんだってなぁ」

 

当時私は社長の直属の部下とおつきあいをしていました。けっこう優秀な女性で社長も気に入っていたと思います。

 

「お前なんか、絶対認めないぞ」

 

こともあろうに、我々のつきあいを認めないなどとわけのわからないことを言ってきました。「そんなことお前に言われる筋合いなんてねーぞ」と今なら言うところでしょうが、まだ洗脳から覚めていない私はただただ黙って聞いているしかありませんでした。

 

「だいたい、おまえ金玉ついているのか?お前は情けない男だ」

 

人格の否定まで始まりました。その後もずっと悪口ばかり言われました。

 

実はこの時私は会社をやめようかどうか考えていたのですが、この出来事が決定的となりやめる決意をしたのです。

 

社員にこんなことを言う社長なんて信用できるわけがありません。この社長は部下が何も言い返せないことをいいことに言いたい放題言ってくるのです。ホント最悪ですよね。

 

15年くらい勤めていた会社ですが、この時ばかりは本当に冷めました。

 

 

 

あの年に会社をやめて4年以上たったかなぁ。今はかなり自由です。収入は下がりましたが1ミリも後悔していません。ホントやめてよかったというのが正直な感想です。

 

いま私が目指しているのは自由です。どれだけ自由に生きていけるかが大きな課題だといえるでしょう。

 

少なくとも部下を罵倒するような社長のもとで働くことなんて二度とないと思います。