毎週月曜日に放送されている「映像の世紀 バタフライエフェクト」、
今週は9.11アメリカ同時多発テロでした。
2001年9月11日、ワールドトレードセンターのビルに飛行機が突っ込んだ。そして大きなビルが崩壊した。
その映像を見たときは、「こんなことがあるのか」と衝撃を受けた記憶がある。
あれから23年も経ったんですね。
3千人もの犠牲者の中には24人の日本人もいたそうです。
そのなかに息子を失った父親がいた。
ある父親は、なぜ息子が命を失われなければいけなかったのか理由が知りたくて、ビンラディン宛てた手紙を持ってアフガニスタンに渡ったそうです。
また、テロの記憶が風化しないように567ページに及ぶテロの報告書を翻訳し、クラウドファンディングで資金を集めて自費出版した父親もいたました。
テロは23年前ですが、被害にあった遺族にとって、テロの記憶は鮮明に残っているのだと思い知りました。
世の中にはいろいろな事件や事故、あるいは災害があります。
それらの記憶は時間が経つとだんだん薄れていってしまうものです。
だが、アメリカの9.11のテロは、風化させてはいけない記憶の一つだと思います。
テロは、ふつうに生活している人々の命を一瞬で奪います。
テロの首謀者とは全く無関係の人々の命が奪われるのです。
テロのない世界、
そんな未来が来るのでしょうか。
そんなことはわかりませんが、世の中にテロのない世界を願う人が増えればそんな未来が来るんでしょうね。
私はテロのない世界が来ることを願うことにします。