怒ったときは「うしろの百太郎作戦」で 2024-06-14

むかし、心霊写真とか流行った頃、

わたしは「うしろの百太郎」という漫画が好きだった。

 

主人公は後一太郎。

彼はさまざまな超常現象を体験していく。

たまには命が危うい場面に遭遇することもあるが、一太郎の守護霊である百太郎によって何度も助けられる話である。

 

子どもの頃に読んだ漫画で、

私にも守護霊がいたらいいなぁと思っていました。

 

★★★

 

話は変わって、今日、ムカついたことがあった。

私の職場のクソジジイの態度が悪かったのだ。

 

人が困って頼んでいるのに

全然相手にしてくれない。

ふだんは人を頼ってばかりのくせに。

 

今日という今日は許せない。

あいつは地獄に落ちればいいのに。

目の前から失せろ。

などと、永遠にそいつの悪口が浮かんできてしまった。

 

そんな冷静とは程遠い私だったが、

あることを思い出したのだ。

 

むかし、コーチングを受けていたときに、コーチから言われたことばがある。

自分の後ろにもう1人の自分を置いてみて、自分を見つめてみるといいよ

 

コーチが言いたかったのは、自分を客観的に見つめろ、ということだ。

それを具体的にしたのが、コーチの言葉なのだった。

 

このアドバイスを試しにやってみたら、自分を客観的に見つめることができて、冷静になれた。

 

「自分の後ろにもう一人の自分を置く」、これはまるで守護霊みたいじゃないか!

それで、私はこの行為を「うしろの百太郎作戦」と名づけることにした。

 

それ以来、ムカついたことがあると、私は自分の後ろにもう一人の自分を置いて自分を見つめる「うしろの百太郎作戦」を実行していた。

 

★★★

 

今日は、かなりムカついて冷静じゃいられなかったので、久々に「うしろの百太郎作戦」を実行した。

そうしたら、怒っている自分がなんだか小さく感じた。

たったそれだけのことで怒るなんて、なんとも器が小さい男じゃないか。

 

所詮、クソジジイはクソジジイだ。

そんなやつに怒るなんて気持ちの無駄遣いだ。

そう思った。

 

「うしろの百太郎作戦」の効果は絶大だ。

 

このブログを読んでいる方で、怒りで我を忘れてしまうとか、冷静でいられないことが多々あるという人は「うしろの百太郎作戦」を試してみることをおすすめする。

 

もしかしたら効果があるかもしれない。