本日は母に会ってきました。
数年前、脳梗塞で入院し、そのことが原因で認知症になってしまった母。
父と妹が実家で介護していました。
ところが、昨年、肺炎になってしまい思ったよりも長く入院。
そして、入院中にごはんを食べなくなってしまいました。
このままでは栄養が採れないので、胃ろうの手術をしました。
そうすると退院して実家で介護するのは大変です。
しかたなく、退院後は施設に入ってもらうことにしました。
認知症はどんどん進み、今年のお正月に会いに行った際、
「この人だれ?」と言われるほどに。
こんな日も来るかなぁと薄々思ってはいたものの、
やっぱり母親に「誰?」と言われるのはショックなものです。
ただこれが現実です。
そんな母に、本日は半年ぶりに会いに行きました。
ベッドに横になっている母に手を振ると、母は、
「ケンちゃん!」
と言ってきました。
ケンちゃんって誰やねん(笑)
わたしはケンちゃんではありません。
妹にしっかり紹介をしてもらい、本当の名前を読んでもらいました。
たった30分しか面会できなくて、その時間もあっという間。
ろくに会話もできませんでした。
母は、もうすぐ90歳。
あと何回会いにいけるだろうか。
そう考えると悲しいなぁ。
1年に2回しか帰らないと、母と会うのも1年に1時間程度です。
さすがに少ないですね。
もう少し、実家に帰る頻度をあげなくては。
父は、「いつまでもあると思うな親と金」と会うたびいいます。
以前は、あまり実感がわかなかったのですが、最近ちょっとこの言葉が頭に浮かんできちゃいます。
あーあ、なんかつらいなぁ・・・