実家なう(3日目) 2024-06-25

本日は母に会ってきました。

 

数年前、脳梗塞で入院し、そのことが原因で認知症になってしまった母。

父と妹が実家で介護していました。

 

ところが、昨年、肺炎になってしまい思ったよりも長く入院。

そして、入院中にごはんを食べなくなってしまいました。

 

このままでは栄養が採れないので、胃ろうの手術をしました。

そうすると退院して実家で介護するのは大変です。

 

しかたなく、退院後は施設に入ってもらうことにしました。

 

認知症はどんどん進み、今年のお正月に会いに行った際、

「この人だれ?」と言われるほどに。

 

こんな日も来るかなぁと薄々思ってはいたものの、

やっぱり母親に「誰?」と言われるのはショックなものです。

 

ただこれが現実です。

 

そんな母に、本日は半年ぶりに会いに行きました。

ベッドに横になっている母に手を振ると、母は、

「ケンちゃん!」

と言ってきました。

 

ケンちゃんって誰やねん(笑)

わたしはケンちゃんではありません。

 

妹にしっかり紹介をしてもらい、本当の名前を読んでもらいました。

 

たった30分しか面会できなくて、その時間もあっという間。

ろくに会話もできませんでした。

 

母は、もうすぐ90歳。

あと何回会いにいけるだろうか。

そう考えると悲しいなぁ。

 

1年に2回しか帰らないと、母と会うのも1年に1時間程度です。

さすがに少ないですね。

もう少し、実家に帰る頻度をあげなくては。

 

父は、「いつまでもあると思うな親と金」と会うたびいいます。

以前は、あまり実感がわかなかったのですが、最近ちょっとこの言葉が頭に浮かんできちゃいます。

 

あーあ、なんかつらいなぁ・・・