庶民は靴を脱ぎ、金持ちは顔パス(令和元年1月11日)

どーも、働けど働けど、なお、わが暮らし楽にならずのみっちーです。

 

毎月給料をもらって、次の給料日までギリギリの暮らしが続いている。

 

給料増やしたきゃ、もっと働けって言われそうだけどね。

 

でも、ふつうのサラリーマンがふつうに働いたって稼げる金額はタカが知れている。一か八か起業をするのも手だけど、なんもスキルないしね。

 

今の仕事をやっているかぎりは生活は楽にならないのが既定路線。まあ、あきらめよう。

 

とはいえ、先日、ちょっとこれは不公平だろうと思ったコラムがあった。

このお正月、久しぶりに飛行機に乗って、ちょっと驚いた。空港の保安検査が厳しくなっていたからだ。国内線でもくるぶしを覆う高さの靴は脱がされ、ジャケットやコートも脱いでX線のチェックを受ける。そのためなのか検査を待つ列は、以前より長く延びていた。

これは日経新聞一面のコラム「春秋」(1月11日)の内容だ。

 

最近、、ラグビーのワールドカップや来年のオリンピックのせいで、テロ防止のためにセキュリティを強化しているらしい。

 

なんと、いまは靴まで脱がされてしまうこともあるとのこと。

 

でも、こういうのはしっかりやってもらって、日本の平和を守ってほしいものだ。

 

ところがこんなにセキュリティが強化されているはずなのに、カルロス・ゴーンは海外に逃亡してしまった。

 

プライベートジェットは金持ちが使う。セキュリティが甘いので、そこを突いたわけだな。

 

そこで、先程の「春秋」ではこのように述べている。

庶民は靴を脱ぎ、お金持ちは顔パスが通用するなら、長い列をなす我々の気持ちは穏やかではない。

 

庶民は空港のセキュリティ検査で靴まで脱がなきゃならないのに、金持ちは顔パスかい!!!

 

金持ちめぇ、差別だ―

 

そんなことを言うと、金持ちのみなさんから、「頭と体を使って自分で稼いでお金持ちになったのに、なんか文句あるのか!?」と言われそうだ。 

 

それでもやっぱり不公平だよね。

 

これでよくわかった。この世は不公平だ。不公平がデフォルトなのだ。

 

それは、今後もこの世で生きていくうえで、頭に入れておかねねばなるまい。

 

公平な世の中などない。

 

IR関係を担当する議員はお金が送られてくるし、総理大臣と親しければ桜を見る会に呼ばれるし、池袋で車を暴走させても逮捕されない人もいる。

 

たまたまバレてしまって明るみに出てしまったこともあるだろうが、実際バレずにいる人も多いだろう。

 

金持ちもそうでない人も平等に、官僚も一般庶民も平等に・・・、というのは、もう諦めよう。

 

不公平な世の中で、たくましく生きていく、それが一般庶民の生き方なのだ。