最近読んだ本にこんなことが書いてありました。
良い師友と同時に、人間はどうしても愛読書がなければならない。座右に愛読書を置いておきたいものです。
(安岡正篤「運命を開く」)
趣味が読書という人は今でもけっこういると思います。
電子書籍が幅をきかせているとはいえ、まだ紙の本もたくさん出版されていて、しかも本屋さんにはたくさんのお客さんがいます。
ただ、この場合の愛読書というのは娯楽のための書物ではありません。
自分の精神性を高めるとか、人間の真理を見つめる系のものかな。
わかりやすい例でいうと「論語」とか「孟子」とかかな。
ハイデガー「存在と時間」とかプラトン「ソクラテスの弁明」みたいな哲学書もありでしょう。
自己啓発系の名著「7つの習慣」や「道は開ける」でもいいかもしれません。
とにかく、単純に「おもしろかった」というものではなく、自分を高めるための本を愛読書とするべきなのでしょう。
生きていると、悩んだり落ち込んだり、あるいは消えてしまいたいくらいの気持ちになることが多々あります。
(いや、そんなことない人も大勢いるでしょうが・・・)
そんなとき、一番大事なのは自分の心です。
自分がしっかりしていればなんども立ち直ることができます。
自分の心を鍛えるためにはいくつか手段はあると思いますが、そのなかの一つが読書だと思うのです。
人間の心は摂取した情報でできていきます。
だからよい本を読んで、良質な情報を取り込んでいくのがよいでしょう。
そのためには良質な本を読むのが一番です。
とはいえ、私にはまだ座右の書がありません。
これからたくさん良書を読んでいこうと思います。
そんなわけで、これから座右の書を探してみます。
おすすめの書がある方は、教えてください!
よろしくお願いします。