人間はわかりあえない(令和元年9月19日)

どうも、みっちーです!

 

人間関係って難しいなぁと思う今日この頃・・・、ていうか昔から思っていたけど。

 

さて、日経新聞の夕刊に「あすへの話題」というコーナーがある。

 

そこにちょっと前だが、動物学者の今泉忠明さんが、昔読んだ本にこんなことが書いてあったという。

次々と打ち寄せる波はみんな同じようだが、それぞれ誕生した場所や条件が違う

 

波には大波小波や高波があるわけだが、それがどうやってできるか、みんなバラバラだ。

 

波って一括りにしてしまうとみんな同じように見えるのだが、やはり波にもいろんな顔がある。

 

晴れた日の穏やかな波もあれば、地震の時のような津波もある。

 

そして、その波たちが発生する場所や条件は全然ちがうわけだ。

 

そうやって海の波を思い出してみたら、人間も同じだなぁと思った。

 

人それぞれ性格がちがう。考え方も習慣もちがう。意見もちがう。

 

そのためぶつかることもしばしばだ。

 

でも、それは当たり前のことなのだ。波のように誕生した場所や条件が違うのだから。

 

地域によっても習慣や考え方が異なる。もちろん世界ではまったくちがう考え方の人がいるのだが、せまい日本のなかでもちがう。

 

育った環境によっても考え方が変わってくる。

 

親や先生、友だちによってもだ。

 

人間みんなちがうのだから、考え方がちがうのも当たり前のことだ。

 

だから、相手に全く自分と同じものを求めたところでそれは無理というものなのだ。

 

そんな当たり前のこともわからずに人間社会で暮らしていると、人間関係の難しさに精神が病んでくる。

 

人間は完全にはわかり合えない、

 

そういう前提で他人と接していかねばなるまい。

 

悲しい話だが、仕方ない。

 

でも、そういう前提で人と接していき、お互い自分とちがうところを認め合えばいいと思う。

 

そういうことができる世の中だといいなぁ。