現代社会のことに疎いので、もう少し、いろいろ知っておいたほうがいいなと思って読んだ本がこれ。
これを読むと、現代社会の状況から、これから日本人は何をすべきかという道筋など、いろいろなヒントが書かれています。
これから私は何をしていき、どうするべきなのかということをもっと考えるべきでしょうが、私にはそれ以前の「教養」が不足していると感じました。
著者の佐々木紀彦氏いわく、
教養とは、単に知識が豊富なことでも、IQが高いことでも、論理的思考が高いことでもありません。それは、思考法、倫理、芸術的センス、学ぶことへの姿勢、好奇心などを包括した「知の総体」とでも言うべきものです。知の基礎体力とも言えます。
とのこと。
バスケットをするにしても、ただシュート力が優れているとか、ドリブルで人を抜く技術が高いだけではなく、基礎体力が必要です。ドリブルやパス等のボールの扱い方も上手でなければいけません。
そういったひとつひとつの技術の総体が、バスケット選手のスキルになるわけですが、それは、スポーツだけではありません。
生きていくうえでも、「知の総体」ともいうべきさまざまなスキルや知識が必要なわけです。
そういった教養が、私には不十分だと感じたのでした。
佐々木氏は、日本とアメリカの学生を比較して、こう述べます。
学生の平均レベルという点では、米国の一流大学のほうが断然高いと思います。その差を生む最大の要因は、教養教育を通じて培われた、「知的筋力」と「自分で考える力」にあります。
さらに、「知的筋力」と「自分で考える力」育むには
勉強グセ、読書グセ、対話グセ
の3つをクセを身につける必要があるとのこと。
ちょっと意識してやっていきたいなぁと思いました。
たしかに、映画やマンガばかりで、読書量がかなり減っています。まずはそこからかな。
ネットの記事ばかり読んで、読書は完全におろそかになったいました。もっと「知的筋力」を鍛えるための読書をすべきです。
自分は学生ってわけではありませんが、一生成長を続けるためには、やはり教養を身につけるべきでしょう。
もちろん、偏ったものばかり読んでいてはいけないので、これからどんな読書をしていけばいいか計画を立てていくつもりです。
さあ、がんばりますかね!