敏腕弁護士ハーヴィーと天才的な記憶力を持つマイクの2人が主人公であるドラマ「SUITS」。
Huluでシーズン5を見終わりました。
このシーズン、毎回、続きが気になってしかたなくなる展開ばかり。非常に中身が濃かったなぁと思います。
まず、ハーヴィー。
無敵であり超強引、絶対王者の風格すらあったのに、なんと今回はセラピーに通っているのです。ハーヴィーの内面がかなり晒されてしまいました。
こんなハーヴィーをかつて見たことがあったでしょうか?
そしてマイク。
仕事にかなり自信がついたようで、ハーヴィーにも引けをとらないようになりました。ハーヴィーなみにかっこいい男になっています。
今回はハーヴィーのドラマとマイクのドラマという印象が残りました。
シーズンを通して、ハーヴィーやマイクはもちろんのこと、事務所にもいろいろな危機が訪れるわけですが、今回のピンチは今までとはわけがちがいます。
この物語の根幹の部分でもある、「マイクが無資格で弁護士をやっている」ということがバレてしまい、訴えられてしまったのです。
で、結局、いつものように助かると思いきや、結局マイクは・・・(以下省略)
「どうなるの? どうなるの?」と終盤ハラハラしっぱなし。
シーズン6に続くということで、続きが楽しみです。
今回、印象深かったのは、ハーヴィーやマイク、そしてジェシカ・ルイス・ドナ・レイチェル、それぞれの気持ちが一体となっていったということです。
「家族」ということばが使われていました。それくらい親密になったということです。
やっぱり、人間にとって一番大切なのは、心の絆なんだなと思いました。
法律や契約という書面上の約束ごとが大切にされる世の中ですが、大事なのはことばにならない信頼関係です。
そういうところが、今回はドラマの中に色濃く出てきたんじゃないかと思います。
いつもにも増して、シーズン5はよかったです。
セラピーに通っているからといって、ハーヴィーのかっこよさが損なわれたわけでもなく、むしろ人間的に感じたし、
マイクはかっこよくなり、レイチェルとは理想のカップル像になっているし、
ホント、かっこいいドラマです。
シーズン6の配信が始まるのを楽しみにしています。