先日読み終わった本より。
この中で、サッカーの本田選手のことが書いてあります。
彼がすごいのは、日の丸を背負い、日本のためにプレーするだけでなく、選手の枠を超えて、世界を舞台に果敢に行動していくことです。オーストリアのサッカークラブのオーナーになったり、国連の教育事業に協力したり、(中略)
さらには、日本全国にサッカースクールを張り巡らすなど、教育事業家としても活躍しています。
私は、サッカーに全然興味がないので、本田選手に関しては顔しか知りません。が、彼が活躍しているのは、サッカーの分野だけではないんですね。特に教育事業に力を入れているようです。
あるとき、著者の佐々木紀彦さんが本田選手に、「なぜそれほど教育に入れ込むのですか」と聞いたら、こんな返事が帰ってきたそうです。
だって、やっぱり地球の宝は人でしょう。人が主役だと僕は思うんですね。
この発想、すごい!
地球の宝は人
と書いてあるのを見たとき、私は、かなりの衝撃を受けました。
まず、規模がでかい。
本田選手の視点は、地球規模なのです。全世界どこに行っても、どの国でも、大切なのは人であることにまちがいはありません。
が、言われるまでは、そんな視点を持つことはできませんでした。
そして、「人は宝である」という発想は、ときには感じることがあります。だからと言って、それが教育事業をやりたい原動力となる人は滅多にいないでしょう。
そこに本田選手のすごさを感じました。
「人は宝」というのは確かにそのとおりだと、私も思います。が、しかし、私には何ができるのか、考えてしまいます。
せいぜい、こうやって、ブログでいろいろなことを伝えるのが、私にとってできること。
地球の宝である人に向かって、私は有益な情報を発信できたらいいなぁと思います。
また、ブログだけではなく、仕事やプライベート、またはTwitterやブログで関わってくれる人を大切にするようにします。
また、本田選手のような視点を、自分で持ちたいものです。