月刊『致知』より 感じたこと

致知』はとても勉強になる雑誌です。

本日紹介する記事のひとつは「真の平和へ向けて歩み続ける」です。

1945年8月6日に13歳で被爆した笹森恵子さんの体験記です。

私はこれほど長く生きてきて、戦争はよくないだとか原爆は悲惨な結果を生むことになるとわかってはいるのですが、大人になってから被爆体験をした人の話を聞いたことがないし、体験記も読んだことがありませんでした。

今回『致知』にこの記事が載ったときに、こういう体験記をしっかり読んで
後世に戦争のおそろしさや原爆の悲惨さをしっかり伝えなければいけないと思いました。

この記事の中に『White Light Black Rain(白い光、黒い雨)』 の中の冒頭が紹介され、笹森さんの感想が書いてあります。

日本の若者に
「1945年の8月6日は何が起こった日か知っているか?」
という質問を投げかけます。
「分からない、歴史に弱いので」
「もしかして地震?」

私が体験した65年前の地獄絵図のような出来事は、もはやいまの日本では忘れ去られようとしている。その事実に呆然とするばかりでした。

そうなのです。若者にとって戦争はもはや過去の遠い出来事なのです。
まるで異国で起こった出来事であるかのように・・・。

私はこういう歴史をもっと自分で知るべきだと思うとともに、もっと若い世代に日本の歴史を、特に近代史をしっかり伝えていかなければいけないと思いました。

日本の歴史をもっと知るということは本当に大切です。

歴史だけではありません。学問に関してもっと力を入れていくべきです。
致知』ではこういう記事も紹介されていました。

「教学を先とす」
これは中国古典『礼記』の言葉です。

国を治める上でも、我が身を修める上でも、まずは学問、教育が必要であることを説いているとのことです。

安岡正篤氏の二男、安岡正泰氏とウシオ電機会長牛尾治朗氏の対談にそのことが解説されていました。

余談ですが本日の「平成進化論」で鮒谷周史さんが

過去の怠惰から来る「巨大な知的欠損」を痛烈に自覚して
いるので、時間をかけて埋めていく努力だけは継続的に
行なっていきたいと思っています。

と述べています。私の「知的欠損」はおそろく鮒谷周史さんの
何百倍だろうと思います。

勉強して知的欠損を埋めていきます。


【本日のまとめ】
例えば過去の戦争について、私は全然わかっていない。
しかし勉強してもっと知るべきだ。
これから急速に「知的欠損」を埋めていかねばならない。

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