パラダイムの転換

幸か不幸か本をじっくり読む時間が
持てるようになりました。

そこで今さらながらなのですが
『7つの習慣』を読み始めました。

以前、福原義春『だから人は本を読む』で
「ハウツー本も時には役に立つと思っているが、
それは副食やスナックであって、
やはり主食であるご飯をきちんと食べないと
健康な体は作れない」

ということを学びました。

福原氏のいう主食は古典です。

ビジネス本で古典というのは
ないのかもしれませんが、
やはり「ハウツー本」的な本と
「古典」的な本があるのだと思います。

私は『7つの習慣』は「古典」的な本に
あたるのだろうと思っています。

さて、気になる中身ですが
まず最初に目にとまったのが

大きな改善を望むならパラダイム転換

ということばでした。

パラダイムとは誰もが自分の中にもっている
さまざまなものの見方です。

それをこの本では「地図」と言っています。

そして我々はその「地図」を意識することなく
「地図」が正しいかを疑うことなく生きています。

ある意味自分の中にある常識だと言っても
いいかもしれません。

そして、われわれは

自分のパラダイムに合わない行動を、
正直な気持ちで行なうことはできない

のです。

パラダイムは今までの自分の経験や
学習したものから形づくられています。

そしてそれにかなり縛られて生きているのです。

それを大きく転換させるのが
これからの自分の生きる道なのかなぁと
思う次第なのです。

今の自分の世界観が
自分の住んでいる町くらいのせまさならば
その範囲でしかものを見ることができません。

しかし、町から市へ市から県へと
広げていければ
自分の世界観が変わっていきます。

まずは私が縛られている
今の見方を解き放つ
そこからはじめるのが一番ですね。

ちなみに会社をやめて
いままでかなり会社の考え方に
一方的に縛られていました。

これは会社が悪いという意味ではなく
自分が全く主張してこなかったからなのですが・・・。

「おまえは才能がない」
「会社をやめて外にでても大変なだけ」
「年収は下がる」

などなど、いろいろ今までご指導を受けて
素直にそのまま自分の中に取り入れてきました。

そしてそれが自分の考え方の
価値基準になっていました。

だから会社を辞めていい機会を得たと
思っています。

もっと視野が広がると思います。

では、パラダイムの転換を
確実に行っていきます!

7つの習慣―成功には原則があった!
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