事実は一つだけど解釈は無数にある 2024-02-20

こんばんは!

今日も元気にブログを書いていきたいと思います。

 

私自身が設定している2月の課題図書はこちら。

溝口勇児さんの「持たざる者の逆襲」。

今回もこの本から学んだことを書いていきます。

 

 

解釈は無数!

 

「持たざる者の逆襲」の第四章は「解釈」がテーマとなっています。

その最初の項目が「事実は一つ、解釈は無数」です。

 

事実は一つなのに、解釈は無数にある・・・?

これはどういうことなのでしょうか。

 

溝口さんは、それをこんなふうに説明しています。

「コップの水理論」というものがある。

これは、水が半分入ったコップを見て、「水が半分も残っている」と解釈する人もいれば、「水が半分しか残っていない」と解釈する人もいることから、事実は一つであっても人によって解釈や考え方がさまざまであることを説明したものだ。

(「持たざる者の逆襲」より引用)

 

これはよく出される例です。

 

コップ半分の水を「半分しか残っていない」と思う人はネガティブな人、

「半分も残っている」と思う人はポジティブな人、

そんなふうに誰かから説明を受けた記憶があります。

 

もちろんコップの水というのは一例であって、いろんな場面で応用できます。

 

締め切りまであと一日。

「あと一日しかない」

「あと一日もある」

 

「あと一日」という事実に対して、どう解釈するか。

それは自分次第です。

この場合、言うまでもなく「あと一日もある」と考えたほうがいいでしょう。

 

さて、自分がいま置かれている境遇に対してどう思うか。

解釈は自由です。

 

例えば、私は悪性リンパ腫と診断されてしまいました。

その事実は変えられません。

 

では、その事実に対してどう思うか。

「人生終わったなぁ」

って思ってあきらめればいいでしょうか。

 

でも私は、「早めに見つかってよかったなぁ」と思うことにしました。

おかげで、何度も検査して、いちいち先生に自分の体をチェックしてもらえます。

病気のことを勉強する機会を得ることができました。

 

自分でいい解釈をしていけばいいわけです。

 

自分の境遇を、幸か不幸か決めるのも自分の解釈次第です。

どうせ解釈するのなら、幸せになるような解釈をしたいものですね。

 

 

というわけで・・・

 

コップの水理論。

久々に思い出しました。

私はけっこうネガティブだったので、「もう◯◯しかない」と考えがちでした。

でも「まだ◯◯もある」と考えたほうがパワーが出ます。

これからは、いい解釈をしていきたいと思います。

 

では、またあした!

 

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