桃太郎に出てくるおばあさんを見習おう 2021-07-08

いま読んでいる堀江貴文さんの本、

やりきる力

やりきる力

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この中でおもしろい例が書かれていた。

 

堀江さんはこう言う。

行動できない人は、昔話の『桃太郎』に出てくる、おばあさんを見習おう!

 

桃太郎に出てくるおばあさん?!

なんのことだろうと読みすすめると、このように続く。

おばあさんは、洗濯に行った川で、どんぶらこと流れてくる巨大な桃を見つけた。

多くの人は、そんな素性のわからない怪しい桃は、見ないふりをしてやり過ごしてしまう。だが桃太郎のおばあさんは、大きな桃を抱えて家に持ち帰り、思い切りよく包丁で真っ二つに割ってしまった。その「異常行動」がきっかけで、桃太郎の大活躍をプロデュースして、自分たちも裕福になる恩恵を受けたのだ。

 

おばあさんはチャンスをつかんだ。

ふつうだったら川に流れてくる大きな桃などスルーだろう。あぶないかもしれないし、何かのドッキリかもしれない。詐欺かもしれない。

特に現代社会ではふつうではない行動は避けるのが無難だ。

でも、おばあさんはスルーしなかった。そのせいで桃太郎と出会うことができたのだ。

 

堀江さんのいうとおり、このおばあさんはチャンスをつかむという意味では模範となる。

黙っていてもチャンスはつかめない。じっとしていてもチャンスはつかめない。

チャンスをつかめる人というのは行動をする人であり、目の前に流れてくる桃に手を出す人である。

 

そう考えると、実はチャンスというものはたくさん目の前を通り過ぎているのかもしれない。

行動をおこすためのお手本として、桃太郎のおばあさんのことを忘れないようにしたい。