生の短さについて

私はすでに人生の折り返し地点を
過ぎているかもしれません。

もしかしたら
まだなのかもしれません。

それはわからないのですが
ここまで生きてきて

あっという間だったなぁ

というのがホンネです。

人生は短いものだ
なんて思うわけですね。

しかし、最近買ったセネカ

生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)
生の短さについて 他2篇 (岩波文庫)

の冒頭部分を読んでいたら
それは自分の誤りだったなと

反省しました。

少し引用すると

われわれにはわずかな時間しかないのではなく、
多くの時間を浪費するのである。

とあったり、  

われわれの享ける生が短いのではなく、
われわれ自身が生を短くするのであり・・・

とあったり。

つまりは人生は短いのではなく
人生を自分自身で短くしているのだということに
今さらながら気づいたわけでした。

とういわけで、

第2の人生を歩み始めた私ですが
この人生を長くするのも自分自身
短くするのも自分自身

無駄にしないように
気をつけていこうと思います。

それにしても
時間を大切にというテーマは
今も昔も
変わらないテーマなのですね。

それほど人間は
時間を浪費しやすい生き物なのです。

ほっておけば浪費するのが
自然の流れ。

時間を意識することに
もっと神経を注がなければなりません。