素材をよくも悪くするも自分 2023-02-09

おはようございます。

ゴミ出して、部屋の掃除して、洗濯してやっと一段落。

雪が降ってきました。寒いですね・・・。

それでは本日もよろしくお願いします。

 

☆☆☆

 

木村拓哉さんと綾瀬はるかさんが出演している「レジェンド&バタフライ」を観てきました。

お二人の演技は素晴らしくて、よかったなぁと思います。

特に馬に乗っているところはよかったなぁ。

映像もきれいだったし、壮大でもありました。

ただ、ストーリーは私好みではありませんでした。あの脚本はなんとかならなかったのかなぁというのが私の感想です。

 

「レジェンド&バタフライ」は織田信長とその妻濃姫恋物語です。

政略結婚として嫁いできた濃姫織田家の信長、愛の有無に関わらず結婚を強いられたわけです。

そこに愛が芽生えていくという話です。

それ自体は全く問題ありません。

それ以外のある部分がどうも腑に落ちなかったのです。

まあ、それは個人の感想ですので、各々が思ったとおりに鑑賞すればいいことですが。

 

私は昨年、織田信長が登場する小説を読み始めました。

最初は山岡荘八の「織田信長」、そしてその次に司馬遼太郎の「国盗り物語」、いまはその続きともいえる豊臣秀吉を主人公にした「新史 太閤記」を読んでいます。

山岡荘八が描く信長と司馬遼太郎が描く信長は若干違います。

同じことをした人でも書き手によって全然変わってくるんですよね。

そういう意味では「レジェンド&バタフライ」の信長はもっとちがう信長を見ることができました。

そして、それは私好みではありませんでした。

 

同じ素材を取り扱っても、人によって随分変わってきます。

料理なんかも材料が同じでもつくる人によって全然ちがいます。

そして、人生も同じだなぁと思いました。

 

人は生まれ、学校に行き、社会人になって、最後には老いて死にます。

途中は人によって少しは変わっていくでしょうが、成長してからいろんなところにガタが来て、最後には死ぬという路線はみんな同じです。

ヒトという乗り物に乗ってどういう人生をつくっていくかは乗っているいる人次第なわけです。

人生のつくり手によっておなじヒトでも全く変わってくるのです。

 

それならば私はいい人生のつくり手になりたいなぁと思います。

私の人生もいよいよ終盤戦になってきました。

いままで大した人生でもなかったのですが、ラストに向けていいシナリオを書いていきたいと思います。

 

できるかなぁ・・・、できたらいいなぁ・・・