社畜時代の思い出、勤務最後の日(令和元年11月14日)

数年前に転職経験をしたみっちーです。

 

以前15年近く勤めていたのは埼玉県の某学習塾。

 

やめる頃は社長からけっこう暴言を浴びていた。

 

その頃の私は社内恋愛をしていて、私の彼女は社長の部下だった。

 

彼女は社長にさんざん彼氏がいるかとか、誰とつきあっているかとか今であればセクハラまがいのことをたくさん聞いていたとのこと。

 

そして、とうとう彼女が口を割り、私とつきあっていることを社長に白状した。もちろん社長は大反対。さんざん言われたらしい。

 

というのも、社長は私のことなど1ミリも信用していないのだ。

 

口では、社員の幸せは社長の幸せなどと言っていたが、それは私には当てはまらないらしい。

 

そして、やめる年の新年会。我らは社長に挨拶に言った。社長は機嫌が悪かったらしく、一人一人に暴言を浴びせた。

 

あまり記憶は定かではないが、はっきりおぼえているのはこれ。

 

「おまえの奥さんはデブだな」

 

部下じゃなく、部下の奥さんまで悪く言うのかぁ・・・

 

今考えると、まさにクソ社長だ。こんな暴言が許されてたんだよね、あの会社は。

 

そして、私の順番。

 

「〇〇(私の名前)、おまえつきあってるんだってなぁ。許さないぞ。おまえのような男はゆるさない。」

 

「だいたいおまえは情けないんだよ。校長の話も断わりやがって。きん〇まついてるのか」

(うちの塾の一教室の責任者をしないかとの打診があったが、ことわったため)

 

だいたいこんな内容のことをずっとくどくどと言われた。

 

わかってはいたが、つきあっていることを反対され、さんざん私を中傷した。

 

社長は何を言っても許されるんだからしょうがないね。

 

もともと社長は私のことは嫌いだから何か言われるかと覚悟はしていたが、ここまで言われるとは想定していなかった。

 

もうやめるつもりではあったが、これが決定打となり、私は会社をやめることにした。

 

私は、いろんな教室を点々とまわって教えていたので、そのころ上司が何人もいた。

 

ひとりひとりにやめることを伝えた。

 

最後の日、そこの校長から本日のノルマが電話で伝えられた。

 

仕事が終わる頃に、電話がかかってきて、ノルマが達成できなかったことを伝えると

 

「あ、そう。わかった」

 

ガチャンと激しく受話器を置く音が耳の残った。

 

その塾の勤務の最後の日、上司には「おつかれさま」とも言われず、さみしく家に帰ることとなった。

 

もちろん送別会など、誰も開いてくれなかった。

 

所詮、そんな会社だっただなぁ。やめてよかったよ、と改めて思ったのだった。

 

・・・いま勤めている会社も、もしかしたらやめることことになるかもしれないが、いろいろ考えていたら、ふと前職の最終日のことを思い出したので、ブログに書いた次第だ。