フェイクニュースに気をつけろ!(令和元年10月22日)

まわりの空気に流されやすいみっちーです。

 

先日の日経新聞のコラム「春秋」のはじまりはこうだった。

旧日本軍の「大本営発表」はフェイクニュースの元祖だろう。敵機多数撃墜、わが方の損害軽微なりといった常套(じょうとう)句の多くがウソだった。

 

なるほどなぁというまじまり。そして続く。

真珠湾攻撃からまだ半年、勝った勝ったの世論が高ぶっていたころだ。いまでは太平洋戦争の大きな転換点として知られるが、当時の国民は発表を信じ、破滅への道を歩んでいった。

 

大本営の「フェイクニュース」を国民は信じ、そして日本は破滅の道を歩んだ。

 

当時の人は、まさか日本が負けるなんて思ってもいなかったんだろうなぁ。

 

今となっては、誰でも簡単に情報を収集できるので、さすがに政府が嘘を言ったらバレる確率は高い。

 

しかし、世の中よく見るとあいかわらず嘘っぽい情報に踊らされている。

 

ニュースアプリにあふれる情報を鵜呑みにし、SNSに流れる情報をそのまま信じ、テレビのワイドショーで放送された内容を職場で話題にする。

 

そしてその情報が広まっていく。

 

フェイクニュースとはちがうが、ダイエットサプリやハゲの薬とか一番騙されやすそうだ。

 

だが、まわりに広まっている情報をそのまま鵜呑みにするのは危険だ。

 

日経新聞の春秋のコラムを読んだ時、ふと自分も気をつけようと思った次第である。