最近、インプットの量が足りないなぁと感じているみっちーです。
2,019年8月12日の「天声人語」はセミの抜け殻について書いてあって、なかなか趣深いものであった。
その中でちょっと目にとまったのが次のことば。
人がセミと違うのは、何度でも殻を破れることだ。
この日の天声人語の最後の一文だ。なるほどなぁと思った。
「殻を破る」ということばは比喩としてよく使われる。
辞書には
これまでの考えや習慣、築き上げてきた方法や世界などを壊して、新しいものに変える
とある。
なかなか成長できなくて、とうとうワンランク上がったときに「殻を破った」とよくいう。
やはり、成長していく上で殻を破ることは必要だ。
私なんぞは、保守的で、なかなか新しく変わることができない。
決意を新たに!
と思っても、意気込みだけで終わってしまうこともしばしば。
今までのやり方に固執してしまい、なかなか自分の殻を破れない。
そのうち、「どうせ俺は変われないんだ」と思ってしまったのか、変わる気もなくなってしまったようだ。
ところが、こうやってセミの脱皮の話を聞くと私はとても幸せだなぁと思う。
セミは地上に出てきてからの人生が短い。
そこで1回殻を破り大人のセミに生まれ変わる。
セミはたった1回しか生まれ変われない。
ところが人間はどうだ!?
何十年も生き続けることができ、しかも今のところ安全だ。
少なくともセミの世界よりは安全だろう。
そんな人生で、何度も生まれ変わることができる。
人間は何回だって自分の殻を破ることができるのだ。
なんて幸せなんだろう!
とても恵まれてるね!
私は今回の天声人語を読んで、もっと自分を変えていかなきゃなぁと思った。
そうでなければ、せっかく人間として生まれてきたのに、もったいない人生を歩んでしまうと思う。
さあ、どんどん自分の殻を破っていこう!