おはようございます。
昨夜、我が家の本棚をのぞいていたら、ドラッカーの「プロフェッショナルの条件」という本があった。
「どうすれば一流の仕事ができるのか?」などと帯に書いてあれば、見たくなる。
そこで、なにげなくページをパラパラめくっていたら目にとまった部分があったので、今日はそのことを書いていくことにする。
では、よろしく!
ドラッカーが衝撃を受けたことば
ドラッカーは18歳のときのある夜、ヴェルディのオペラ「ファルスタッフ」を聴いて衝撃を受けたそうだ。
そうして、彼は、なぜヴェルディが80歳になってもまだ、あんなに難しいオペラを書こうと思ったのか考えた。
その問いの答えとなるヴェルディのことばが
いつも失敗してきた。だから、もう一度挑戦する必要があった
と知り、ドラッカーはこの言葉が忘れられなくなる。
それ以来、彼はこう決心したそうだ。
いつまでも諦めずに、目標とビジョンをもって自分の道を歩き続けよう。失敗し続けるに違いなくとも完全を求めていこう
「失敗し続けるに違いなくとも」、この部分が重要だ。
このドラッカーの教訓、せっかくだから私の教訓にもしていきたい。
これまで、数々の失敗を繰り返し、そして挫折してきた。
だから、失敗はきらいだ。失敗を避ける体質になっている。
でもよく言われるように「失敗は成功のもと」だ。言い換えると、「成功は、失敗があるからこそ生まれる」のだ。
失敗を避けたら成功しない。失敗は必要ということだ。
何かをやろうと思ったら必ず失敗はする。失敗からなにかを学び、また前に進む。
そうでなければいけない。
だからドラッカーのように、「目標とビジョン」を持ち、次に「諦めない決意」を持ち続けたい。
そして失敗をしていくにちがいないから、そのたびに挑戦をしていこうと思う。
これからやるべきこと
とはいえ、そもそも私には明確な目標やビジョンがなかった。
なんとなく、頭の中にはあったのだが、ことばにしていない。
いまさらなのだが、そこからはじめなければいけない。
今の私は、やりたいことはやって生きているだけだった。やみくもにやっているような感じだ。
目標やビジョンは、人生の羅針盤となる。
しっかりとした目標があれば、そこに向かって生きていける。ぶれない人生を歩むことができる。
目標やビジョンを持つことは大事なことなのだ。
だからまずはそこから始めよう。
最後に
ドラッカーが衝撃を受けて、一生心に刻んだように、私も一生失敗し続けて挑戦し続けようと思う。
そうしたら、何かはわからないが、とてもすばらしいものを生み出せるかもしれない。