おはようございます!
今回は「みっちー日記【令和編】」になって初の観劇レポート!
では、よろしくっ!!!
「ナツヤスミ語辞典」の感想
「ナツヤスミ語辞典」はキャラメルボックスから来た「新春お年玉セール&福袋公演のお知らせ」と標題のついたメールで知った。
内容はこんな感じ。
サポーター限定!!
新春お年玉セール第2弾は「福袋公演」!!
キャラメルボックス2019「シークレット公演」特別先行予約前代未聞!!
作品と出演者は秘密、でも内容を知った瞬間の「えーっ?!?!」というあなたの声が聴きたい、5月の「シークレット公演」!!しかも会場はたった300人しか入れない俳優座劇場でっ!!……ということ以外は内容は秘密のまま、超先行予約を受け付けます!!
福袋のように開けてみるまで内緒ですが、少なくともキャラメルボックス史上に残る伝説の舞台になることは間違いない、成井豊によるキャラメルボックス・オリジナル作品です。イチかバチか、キャラメルボックスのサプライズに賭けてみよう、というサポーターのみなさん、待ってます!!
1月24日にこのようなメールが来たわけだが、こんな思わせぶりなことを書かれたら行かないわけにはいかないじゃん。
で、内容もわからないまま予約したわけだ。
その後、内容が「ナツヤスミ語辞典」と知る。この作品はどうやら劇団員のアンケートによって上演が決まったらしい。
1989年に初演した、私・成井豊の初期の代表作を、キャラメルボックスでは8年ぶりに、私自身の演出では16年ぶりに再演します。実は今回、劇団史上初の試みとして、劇団員全員に「今、一番再演したい作品は何か?」とアンケートを取ったところ、この『ナツヤスミ語辞典』がブッチギリで一位となったのです!
劇団員のみんなが再演したい作品ブッチギリ1位とは、かなり興味が出てくる。
そんなわけで、かなり期待していたのであった。
場所は、いつもとちがって六本木。
というのも、キャラメルボックはたいてい池袋のサンシャイン劇場で上演する。私にとって俳優座劇場ははじめての場所だった。
今回は特別先行予約ということで、4列目の7番というけっこういい席がとれた。
観る体制はかなり万全だ。
「ナツヤスミ辞典」のチラシ。カメラをかまえた少女がいる・・・。
さて、このお芝居のあらすじはこんな感じ
小学校の産休代用教師だったクサナギのもとに,カブト、ヤンマ、アゲハ、3人の教え子たちから手紙が届く。そこに書かれていたのは、3人が夏休みの中学校で体験した不思議な出来事……。
キャラメルボックスの作品のなかでも、この作品は出演者が多かった。だから、人物関係の把握が必要だった。
小学校の産休代用教師を演じたのは多田直人さんで、はじめは彼が中心の話かと思ったらちょっとちがった。
ヤンマ役の金城あさみさん中心に話が動いていくが、でも話の筋は彼女が中心ではない。
いったい、なにがどうなっているんだ!?
わけがわからないぞ!?
何が起きているのか最初はつかみにくかったのだ。
でも、話が進んでいくうちにだんだんわかっていった。
なるほど、こういうことだったのね、と。
最初は、「なんかつかみにくいなぁ」と思って観ていて、終わってみると「やっぱりキャラメルボックスらしい作品だった」と思えた。
マジでよかった!
タイトルも出演者もわからないまま予約したけど、そんなのまったく問題なし。ここまで待ったかいがあった。
楽しくて笑えるお芝居というのはいつものとおりで、さらに切なかったり、温かかったり、ジーンと来たりと、かなり心に響く舞台だった(これもいつもどおりか)。おかげで120分があっという間。
本当によかったなぁ。
個人的には、カブト役の石森美咲さんがよかったなぁ。いろんな意味でかわいかった。
そして、日替わり駅長役には真柴あずきさんだったが、なかなかおもしろかった。
まあ、まとめると、大満足の舞台だったということだ。
シークレット公演と銘打っただけはある!
最後に
キャラメルボックスの公演は大満足。次回の公演はいつなのだろうか?
そして何をやるのだろうか?
気になるところだ。楽しみにしておこう!
以上!