2016-04-26 劇団浪漫狂「ピアソラータ」を観て心が温まりました!(№285)

私の好きな劇団を3つあげろと言われたら・・・

 

まずはここです!

www.shiki.jp

 

先日、「アラジン」を観てかなり感激してしまいました!

 

ちなみにそのときのブログはこちらです。

motoshidaa.hatenadiary.jp

 

 

そして、次にあげるとしたらこれですね!

www.caramelbox.com

 

この1年でキャラメルボックスの公演はすべていきました。どれもおもしろかったです!

 

3月には「きみがいた時間 ぼくのいく時間」を観ました。

motoshidaa.hatenadiary.jp

 

このお芝居はホントすごかったなぁ!

 

 

そして最後にもうひとつ、こちらです!

www.romankyo.com

 

劇団浪漫狂は小さいですが、家族的でとてもあたたかい劇団です。

 

なんでそんなことを知っているかというと、今年の初めに新年会に参加したからです。詳細はこちら↓↓↓

motoshidaa.hatenadiary.jp

 

こういった催しにはそんなに参加する機会もないんですけど、行ってみました。結果、なんかすごく温かくて、居心地がよかったです。

 

人が温かい劇団っていいなぁと思いました。

 

さて、前置きがかなり長くなってしまいました。


お気に入りの劇団「劇団浪漫狂」の公演があるならば、馳せ参じるのが私の使命。

 

当然チケットを予約しました。

 

今回は第40回公演です。とても長くやっているんですねぇ!すごいぜ、浪漫狂!!!


タイトルは「ピアソラータ」。

 

劇団浪漫狂のホームページより、「ピアソラータ」のあらすじを引用します。

街の大規模開発を仕掛ける大企業と街の個人店、街の住人やホームレス達…
それそれの生き方や思惑が交錯し、世知辛い世の中で それぞれの立場から"何が本当の幸せなのか"考え、苦悩する人々の人間模様を…
笑いあり、涙ありでお贈りする 劇団浪漫狂のハートウォーミングストーリー

 

ショッピングモールを作ろうとしている「(株)GOTO」のメンバーが、洋食屋「ピアソラータ」を立ち退きさせようとしている話です。

 

ピアソラータ」の店長・総介

その子ども・歩

総介の幼なじみ・ちなみ

 

この三人の人間関係を中心に話は進んでいきます。

 

総介とちなみは幼なじみ、言い争いばかりしているけど、どうみてもあやしい。こりゃお互い好きでしょってのが見え見えな感じの二人です。

 

総介と歩は親子ですが、母親は出て行ってしまって男手ひとつで育てています。遊園地にも連れてってあげられない、ゲームも買ってあげられない、そんな苦しい父親と耐える子ども。

 

歩とちなみは仲良しこよし、歩はちなみがお母さんになってくれたらうれしいなぁなどと考えています。

 

結局、この三人がどうなるかは最後の最後になってはじめてわかります。

 

 

そして、このお芝居の中心となるストーリーは、「ピアソラータ」の外敵である「(株)GOTO」がしつこく立ち退き要求にくるというところです。

 

結局要求を飲むのか、それとも「ピアソラータ」を存続させるのか、それも見どころでした。

 

ストーリーはどちらかというと笑いが多く、そして最後にホロってくるような感じです。1時間半の舞台を観て、私はたくさん笑ってしまいました。

 

特に、大門与作さんという芸人さんのムダなパフォーマンスがとてもおもしろかったです。最初は「なんだこりゃ」と思って、「絶対笑わないぞ」と思ったのですが、次々と出てくるモノマネには笑わずにはいられなくなってしまいました。


最後は顔を見ただけで笑えました(笑)

 

個人でいうと総介役の田平さん、よかったなぁ。とても頑固で昔の男って感じの役だったんだけど、なんか見ていて心が打たれました。

 

そしてちなみ役の伴優香さん、総介のことが好きなのに憎まれ口を叩く演技なんてなかなか難しいと思うんですけど、うまくこなしていました。

 

カーテンコールのときもこの二人を見ていたらジーンと来ちゃいました。さらにその2人をねぎらう劇団長の中村隆天さんに温かさを感じました。


ハートウォーミングストーリーって書いてあったけど、ホントそのとおりで心が温まりました(^^)

 

こういう公演を観ていると、やはりお芝居っていいなぁってあらためて思います。劇団浪漫狂は本当にいいですね!

 

ひとつ希望を言わせてもらうと、伴優香さんにはもっといろんな舞台に出てほしいなぁということです。

 

彼女のツイッター(@ban_yuka0707) のプロフィールのところに

 後悔したくない。流れを今変えてみせるから

 とありますが、今年大きな流れをつくっていくのだろうと思います!

 

 

浪漫狂のみなさま、おつかれさまでした!


そしていいお芝居を観させてもらい、ありがとうございました。

 

次回作も期待しております(^_^)