2017-09-13 近江谷太朗プロデュース "yataPro" vol.2「エール!」がよかった!

f:id:motoshidaa:20170914073803j:plain

観劇してきました!

 

ブログのタイトルのとおりですが、「エール!」というお芝居です。

 

このお芝居を知るきっかけになったは、主演者の木村玲衣さんのツイート。

 

 

次はヤタプロってとこなのかぁと思い、予約してみました。

 

今回行った場所は、中野駅から徒歩7分のテアトルBONBONというところ

f:id:motoshidaa:20170914075240p:plain

(HPより引用)

 

となりのザ・ポケットには何度か行ったことがあるんですが、ここは初めてでした。

 

全部で120席程度の小劇場で、舞台を観るにはとても見やすい劇場でした。

 

私の席はB列4番、前から2番目です。かなり前で観ることができました。小劇場の場合、前列に座るとかなり近くに感じます。

 

 

気になるお芝居の内容ですが、舞台は大震災で被害を受けた地域の避難所です。

 

避難所の責任者

避難所運営を協力するNPO法人の代表

震災前は引きこもりだった24歳の息子と夫婦

受験を控えた高3の娘と母親

昔、戦隊モノのヒーローを演じていた男

 

以上の8名が登場して、それぞれが抱える問題を、被災したなかで乗り越えようとしていく様子が描かれています。

 

個人の問題、家族の問題、そして避難所の中での問題。問題はさまざまあります。そして、人間同士が触れ合ったり、ぶつかったりします。

 

そういう部分が熱く演じられていました。観ていて他人事ではないように感じました。

 

2時間ほどのお芝居でしたが、時間が経つのはあっという間。時には笑い、そして、また笑い、またまた笑い・・・、と笑いの多い舞台でしたが、ジーンと来る場面もあります。

 

個人的に、一番グッと来たのは、近江谷太朗さんがエールを送ったときでした。近江谷さん演じる井手辰彦は、もと戦隊モノ「カシコインジャー」のレッド、そして学生の頃は応援団という設定です。

 

その井手が応援団の頃のように大声を張り上げて、エールを送ったのでした。舞台とは言え、本気の応援、これは感動せざるを得ませんでした。

 

そのあと、家族同士で応援する場面もあるのですが、これもジーンときました。

 

ネタバレになるので、詳細は言えませんが、ホントいい話だったなぁ!

 

個人的には、かねてからのファンである、木村玲衣さん演じる高校生の娘が、とてもいい子で、かなりハマっていたところがよかったです。今回、前から2列目だったので、こんな近くで木村さんを見るのは初めてでした。ラッキーだったな!

 

また、出演者のみなさん、ひとりひとりがいい味を出していて、個性豊かな舞台でした。こんなに出演者ひとりひとりが濃い舞台って滅多にないと思います。そういう意味でも、この舞台は観てよかったです。

 

全体的に大満足だった「エール!」。舞台は今月18日(月・祝)まで続きます。まだ観てない方は、ぜひ中野まで足を運んでみてください。