2016-02-17 前向きになれないときはどうしたらいいのだろうか(№216)

はっきり言って、もともとネガティブ思考の私は、物事をどんどん悪い方向に考えていく癖があります。

 

「あーなったらどうしよう」

「こーなったらどうしよう」

あたふたあたふた・・・

 

そして考えているうちにどんどんドツボにはまっていきます。

 

友だち同士でネガティブ自慢を始めると「オレなんてさぁ・・・」とか「私なんてさぁ・・・」などというように自分こそが一番不幸だったかのように話したくなりますよね。

 

事の大小はあれども、みんな何かしらイヤな気持ちを抱えて生きているんでしょう。

 

自分に自信がない、物事を悪いほうへ悪いほうへ考えてしまう、そんな癖があった私が変わってきたのはここ2,3年のことです。

 

きっかけはコーチングを始めたこと。アメリCTI認定のコーチの資格を持った、田中直子さんという方からコーチングを受けていたことがきっかけでした。

 

田中さんがよく言っていたことは「自分を認める」とか「自分を好きになる」ということです。私はよほど「自分はダメ」で「自分のことが嫌い」だったんでしょうね。

 

手帳に毎日、自分のいいところを書いたり、自分がやってよかったことを書くことをすすめられました。どんなちっぽけなことでもいいから自分のことをほめてあげることが大切だとのことです。

 

そうこうしているうちに、自分のことを認めることはできるようになり、自分のことはキライではなくなりました。ネガティブな人は、まず、ちっぽけなことでいいので自分をほめてあげることから始めるのがいいです。ほめ続けていくと自分のことが嫌ではなくなっていきます。

 

そして、実際いやなことがあって、ネガティブな気分が抜けなかったらどうしたらいいのか。

 

自分の気持ちをパッと切り替えることができるのは、本当に優秀な人だけでしょう。なかなかできるものではありません。

 

そこで、いやなことがあったときは自分を客観的に見つめる癖をつけるのがいいです。

 

田中さんに、「みっちー、自分のうしろにもう1人のみっちーをつくって、その姿を見てみるといいよ」と言われました。

 

いやなことがあったとき、自分を後ろから客観的に眺めることによって、だんだん冷静になってくるのです。

 

もちろんいやな気分が収まるわけではありません。しかしいやな気分に飲まれている自分から開放されるのはまちがいありません。

 

あとは、うしろからもうひとりの自分に声をかけてあげるだけです。もうひとりの自分と対話してあげるのです。


なんだか子どもだましのようですが、これは意外に有効です。 

 

 前向きになれない自分をどうすればいいのか?


まず、ふだんから自分をほめてあげること。


そして、いやなことがあったら、もうひとりの自分をつくって自分をみつめてあげること。


このふたつはとても有効です!