2016-02-15 はあちゅうさん『半径5メートルの野望』は共感するところがいっぱい!(№213)

最近読み終えた本はこれ。

半径5メートルの野望

半径5メートルの野望

 

 

作家でありブロガーであり、テレビのコメンテーターとして活躍しているはあちゅうさんの本です。

 

「半径5メートル」というのは「自分の身の回り」のことで、はあちゅうさんいわく

日本で普通に生きている私個人個人の世界は、せいぜい半径5メートルくらいで成り立っています。その個人の半径5メートルの中での出来事が、生活のすべてであり、悩みはその範囲におさまっています 

 とのこと。

 

自分の生きている世界はせいぜい自分の身の回りの半径5メートルしかないわけですが、その5メートルをどうやって生きていけばいいのかってのがこの本の主題です。

 

「半径5メートル」というのが個人的にとっつきにくかったのですが、実際中身を読んでみたら、共感するところばかりでした。

 

 

1 負を燃料(エネルギー)に変える

 

これは第一章の見出しです。全然そう見えないのですが、はあちゅうさんは劣等感が強かったようです。


またネットの世界に生きているとさまざまな罵詈雑言を浴びます。

 

自分に自信がない人が、人から悪口ばかり言われたどうなるか・・・、ふつうはどこかに逃げ出したくなりますよね。私も昔ちょっと2chに書かれただけで動揺しちゃったし。

 

でも、はあちゅうさんはそういったさまざまな負をエネルギーに変えて、それを原動力として大物になっていきました。

 

「日本一のブスの称号を得た経験」すら原動力としたはあちゅうさんはすごいです。

 

ちなみに全然ブスじゃないのになんでブスって言われていたのかは私には理解できません。。。

 

 

2 人生をつくるのは、行動力だけ

 

これは、成功している人みんな言っていることです。考えるだけではなく動かなくては何も変わりませんからね。

 

新しいことをやろうとすると「失敗するかも」という不安が頭をよぎりますが、はあちゅうさんは「不安というのは常に成長とセットになっています」と言っています。

 

この考えを頭にいれておけば、

 

 「行動しよう」

    ↓

 「でも不安・・・」

    ↓

 「でも、成長できる!」

 

となって、「不安になっている今は成長のチャンスなんだ!」って考えられるようになりそうです。

 

この「行動する」という点に関しては、声を大にして言いたかったように感じました。それくらい強い思いで書かれていたように思います。

 

 

3 人生を最高傑作に変える

 

ただ漫然と生きているだけでいい人生が送れるのだろうか?おそらく、人それぞれでしょう。

 

ずっと日本の中のある地域に暮らして幸せに生きていける人も大勢いるでしょう。

 

現状の仕事に満足し、現状の給料に満足し、現状の暮らしに満足ししている人もいるでしょう。

 

あるいは、さまざま不満を持っていも「そんななかなか変えられねーんだよ」と思っている人もたくさんいるかもしれません。

 

でも、私ははあちゅうさんのいう「人生を最高傑作に変える」というフレーズにしびれました。現状のままじゃいけないし、現状に不満を持ってるくせに何も動いていないのもダメです。

 

そのためには夢を持つことや向上心を持つことが大切です。

 

ちなみにはあちゅうさんは「予定を立てることに命をかけています」と言ったことがあるそうです。

 

その意図は次のように述べられています。

予定が一日をつくり、その積み重ねが私の人生になるわけだから、予定を立てることは、人生を決める一大事だと思うのです。近すぎるものはよく見えなくなるというけれど、今日の一日は、目に見える、「これまでの人生の結果」ですし、「これからの人生の初日」でもあります。

 

はあちゅうさんは毎日を一生懸命生きていて「人生を最高傑作」に変えているのです。

 

それに比べて私はどんなにダラダラと暮らしてきたことか・・・。

 

この本を読んでいたら反省ばかりになってしまいました。

 

おわりに

 

私のポリシーに「がんばりすぎない」、「無理をしない」というのがありました。

しかし、この本を読んで考え方の軌道修正をしていかなければいけないという気に今はなっています。

 

人間臭く、努力して、失敗して、一生懸命生きて・・・、人間らしく生きていきながら自分の人生を最高傑作に変えていこうと思えた一冊でした。

 

はあちゅうさんの思いが詰まったこの一冊は私にとって共感することが多かった一冊です。読んでよかったなぁと思いました。

 

みなさんにもオススメです!