LINEの元CEO森川亮さんの記事を読んで、なるほどと思いました!
イノベーションを起こそうというとき、「これやったら未来が変わるなぁ」とか「これは新しいなぁ」というアイデアがわき、それを形にしていこうとします。
しかし森川さんは、「未来はこうなる」と予測してやったサービスはことごとく失敗したそうです。なぜならば、未来すぎて結局ユーザーがついてこれずに製作者側本位のサービスになってしまったからです。
そういうことがたびたびあってから、森川さんはこう思ったそうです。
ユーザーが感じている「目の前」のニーズにしっかり応えることに集中する。それが企業の社会的責任でもあるし、ビジネスの成功確率を高める方法でもある。むしろ、それを愚直にやり続けることでイノベーションにたどり着くのだ、と。
目の前のユーザーが何を求めているか、何に不便を感じているか、これが重要だということは誰でも知っていることです。
その求めていること、不便さを解消すること、それらを突き詰めて考えることが結局はイノベーションにつながるということです。
これっていろいろなことに通じるなぁとおもいました。
販売をしていてどうもうまくいかないとき、販売の仕方をもう一度見直します。笑顔が足りなかったかなぁとか、ちょっとごういんだったかなぁとか。
そのとき自分のことばかり考えています。でも本当はちょっと角度を変えてお客様視点になることが大事なのです。
お客様の知りたいことってなんだろうとか、この商品をどう使えばお客様にとって効果的に使えるのかなぁとか。
これだけで販売の仕方が変わっていきますよね。ごく当たり前だと思っていたお客様のニーズに応えること、これを突き詰めていくことはとても大切なことなのです。
私自身の反省でいえば、このブログもそう。せっかく公開しているのだから、読み手が何を求めているかをもっと突き詰めてみる必要があらます。
読み手視点に立って、今日のテーマだったらどんなことが知りたいか、どんなことを興味深く感じてくれるのか考える必要があります。
自分の都合ばかり考えずに自分の目の前にいる相手のことを考えること、もっと突き詰めて考えていこうと思います。