2015-10-28 糸井重里氏から学ぶ自分のつくり方(№103)

自分の人生は自分でつくらなければおもしろくない!「社長のためにがんばる!」とか「会社のためにがんばる!」とかくそくらえです。

 

だが、振り返ってみると自分のためにというよりは、会社のためにがんばっていた人生を送っていたような気がします。そしてあまり報われてなかったなぁ・・・。

 

「人のために生きる」というのはもちろん素晴らしいことなんですが、その前に自分のために生きなければ楽しくありません。自分を犠牲にする人生なんてあり得ないのです。

 

ところで、先日こんな記事を読みました。

president.jp

 

自分をつくるには「ひとり時間の足し算」が必要です。糸井氏はこんなふうに言っています。

 

「誰々に会う」「どこどこへ行く」というスケジュールは他人のものです。「スケジュール表が真っ黒」って言い方がありますが、他人のもので埋め尽くされてしまっているので、それを続けているとおかしくなってしまう。

 

これは主に仕事でということを想定して言ったことだと思うのですが、他人と会うためにスケジュールがギッチリという人は、もはや他人のために生きていると言えるでしょう。

 

やはり人生には自分の時間が必要です。

 

昼間は人と会う時間にしているので、自分のために使える時間は夜中。事実、生産力を最大にするのって、僕、夜中なんですよ。夜の10時くらいから、ベッドに入る4時30分くらいまでは、1人になれる。その間にDVDを観たり、犬と遊んたり、ジャムを煮たり……。その足し算が僕を決めている時間であり、僕が生きている時間なんでしょうね。

 

糸井氏は1人でいる時間の足し算が「僕を決めている時間であり、僕が生きている時間」だと言っています。

 

誰かと一緒にいることも重要だし、誰かと話をして学ぶことも重要です。そうすることで他人から影響を受け、自分の血となり肉となることもあるから。

 

でも、結局は自分をつくるのは自分なので、1人の時間ってすごく重要です。そして、このことは思考法についても同じことが言えます。

 

私は毎日ネットでニュースを見て情報を収集します。グノシーやLINE NEWS、NewsPicksなどのキュレーションアプリなどもよく利用します。また、ブログもけっこうチェックしています。

 

Twitterなどはいちばん時間をつかっているかもしれません。堀江貴文さんやちきりんさんをはじめとして、たくさんの方のつぶやきを毎日拾っています。

 

さらに毎日本も読んでいて、読んだ中から重要だと思ったことを手帳に書きだしてあとから見られるようにしています。

 

でもそれって、結局人の考えをなぞっているにすぎないんですね。大事なのは他人の考えを読まないで自分で考えることです。「ひとり時間の足し算」というのはこういった思考についても当てはまるのでしょう。

 

そう考えるとひとりになることってとても重要だと思います。1日の中でそういう時間を毎日つくっていきたいところです。