いろんな人と接していると、いろんなタイプの人がいます。やさしい人、おもしろい人、怒りっぽい人、冷たい人・・・、なんてやってったらキリがなくなりますが。
このなかでやっかいだなぁと思うのがすぐに怒りをぶつけてくる人です。
たとえば昨日購入した時計が動かなかったとします。そうすると、
「昨日おたくで買った時計がうごかないんだけど・・・」
「わざわざここまで買いに来たのに、不良品を売りつけるか・・・」
「電車代払ってきたし、ヒマじゃないんだけど・・・」
などと、言いたい放題言う人がいます。これはよくある話です。責任の所在がどこにあるのかはちょっと置いときます。しかし、その人に売りつけたのは私でもなければ、時計をつくったのも私でもありません。
明らかに怒りをぶつける場所がちがいます。もちろんクレームを言ったり説明を求めたりするのはするべきなんですが、怒りをぶつけるという行為は完全にまちがっています。
そういう人って自分のことをお客様ではなく殿様だと思っているのでしょう。だから何を言っても許されるのだと。
でも、怒る前に少し考えろよって言いたくなります。だって、こちらは怒りのはけ口ではないんだから。いい大人が恥ずかしくはないんでしょうかね。
何かクレームをいう場合、話す相手に怒りをぶつけることは完全にイカれている行為だということを気づいてほしいですね。
(もちろん話す相手の行為がクレームの対象である場合はその限りではありません)
こうことから得られる教訓は、怒っても「この人おかしいんじゃないの?」って思われるってこと。
私はクレームを言うときに怒りをぶつけるようなことはしないようにします。