2015-10-19 Kindleアプリで『ぼくは愛を証明しようと思う』を読んで、おもしろかったこと(№94)

恋愛工学っていう学問をネットの世界で見かけて気になっていていました。一言で言えばどうやって女の子をくどくことができるか、あるいはどうやったらモテるようになるのかっていう学問です。

 

見た目は全然学問に見えないですが、いろいろ話を聞いているとそうらしいです。

 

そこで、恋愛工学を唱えた藤沢数希さんの『ぼくは愛を証明しようと思う。』を読んでみることにしました。

 

ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎単行本)

ぼくは愛を証明しようと思う。 (幻冬舎単行本)

 

 

内容をアマゾンから引用。

 渡辺正樹、27歳、弁理士。誠実でまじめなことが取り柄だが、恋愛ではいつも失敗ばかり。そんな僕が、ひょんなことから「恋愛工学」のマスターに出会う。そして、真実の愛を探す冒険に旅立った。

「恋愛工学を知れば知るほど、そして、実際にたくさんの女の行動を目の当たりにすればするほど、世間に広まっている恋愛に関する常識は、すべて根本的に間違っていることを確信した。恋愛ドラマやJ-POPの歌詞、それに女の恋愛コラムニストがご親切にも、こうしたら女の子にモテますよ、と僕たちに教えてくれることの反対をするのが大体において正しかった。」(本文より)

 

この話は彼女にフラレちゃった渡辺が主人公です。タイプとしてはちょっと情けないほうです。

 

その渡辺が「恋愛工学」を使ってモテモテな長沢さんからいろいろ指導を受けて女性をGETしていく作品です。

 

感想等はまた後日書きますね。また読みかけなので。今日は、この本を読んでいて面白いなぁと思ったことを書きます。

 

私は読書するときKindleアプリを利用しています。主にタブレット端末のNexus7を使って読みます。

 

Kindleアプリの便利なところは重要な箇所にハイライトをすることができるところです。つまり本を読んで線を引くってことです。

 

例えばこんな感じ。

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さらに便利なことに、このハイライトを一覧で見ることもできるのです。だからある本を読んで、自分が重要だと思った箇所を一覧で見ることができるんですね。これは紙の本ではできないことです。

 

また面白いことに、人気のあるハイライトがわかるようになっています。たくさんハイライトされると、自動的にその箇所にグレーのラインが引かれるのです。

 

こんな感じです。

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まあ、だいたいみんな似たようなところに線を引くわけですね。たまにそれが自分の読み方を妨げてしまうこともありますが、まあまあよい機能です。

 

それで、今回『ぼくは愛を証明しようと思う。』を読んでいたら「人気のあるハイライト」がいくつかありました。しかしそれがいつもとちがってちょっと笑えたのです。

 

まずは人気のあるハイライトを引用します。

LINE IDを交換するときは、いつも簡単なメッセージをその場で送れ、名前、相手に関する一言、それから簡単なメッセージ 

 

通勤電車で出会う女、コンビニやカフェの店員、カフェに来ている女、道ですれ違った女、とにかくお前が少しでも惹かれる女がいたら、そいつの目を見つめ続けろ。目が合っても逸らすな。それを今日から毎日練習するんだ 

 

目を合わせるというのは、最も基本的な非言語コミュニケーションだ。女から目を合わせてきたら、それはナンパしてくださいってサインなんだよ。こっちが見つめていて、何度か目が会うってのもいい脈ありサインだ

 

電話番号やLINE IDをゲットしたあとに、すぐに立ち去ると、女は手当たり次第のナンパで、連絡先ゲットが目的だったんだ、と思いがっかりする。だから、連絡先をゲットしたあとに、しばらく会話するのはとてもいいことなんだ。

 

もっとありましたがいくつが抜粋しました。これらは恋愛工学マスターの長沢さんが渡辺にアドバイスをしているところです。

 

ハイライトされてるのはどれも実践的な内容ばかりです。

 

私が想像するに、この本を読んで「よし!これは使える!」と思った人がここに線を引いたのだと思います。

 

「よしよし、LINEを交換したらメッセージ送ろう!」

とか

「女の子と目があったら脈ありなんだな」

とか、そんなことを思って線を引いた人が多数だったということですね。

 

それを想像したらなんだかおもしろくなりました。やはりモテる男になるにはみんな必死なんだなと。

 

こう書くとなんだか上から目線な感じですが、私はもうモテようと思ってもモテない年齢だし、勢力的にナンパをして女の子をたくさんゲットしようという気もないお年ごろです。

 

だけど、少しは実践しようかなとも思っています(笑)

 

今日は、Kindleで本を読んでいて、ちょっとたくさんの男性のことを想像したらおもしろかったので、ブログに書いてみました。

 

みなさんはこのハイライトを見てどう思うのかなぁ、ちょっと気になるところです。