はっきり言って「暗殺教室」はなんでこんなに熱いんでしょう!「暗殺」っていうタイトルには似つかわしくない教育が実行されています。
第1巻は単純におもしろかったのですが、まさか16巻でこんな展開が待ってるとは予想もしませんでした。
16巻でとうとう殺せんせーの過去が明かされます。
なんでこんな奇妙な生物になってしまったのか。
なぜこんなに人間離れしているのか。
なぜ触手が生えているのか。
なぜ椚ヶ丘中学校に赴任してきたのか。
なぜ月がかけてしまったのか。
雪村先生との関係は。
殺せんせーはこんな格好になる前は何をしていたのか。
殺せんせーの素顔は?
そういったものがすべて明かされます。ここでネタバレはしませんが、その過去のエピソードがけっこう泣けるんですよねぇ・・・。
このマンガはギャグ漫画としてもかなりレベルが高いですが、単なるギャグ漫画ではなくストーリーもしっかりしています。そしてなによりも時々殺せんせーから語られる教育論、殺せんせーが実践している教育がすばらしいです。
第16巻で感動のシーンはなんといっても
「素敵な触手・・・!!」
のシーンですね。ここは涙が出てきました。どこで出てくるかはここでは秘密にしておきます。
そして殺せんせーが30分かけて自分の過去を話したときのE組の生徒たちの反応は微妙でした。
さあ、続きがどうなるのやら・・・
いよいよ終わりの始まりって感じです。第17巻の発売を楽しみに待つことにします。