「イチロー選手の目標設定術」というのがありました。
書いたのは奥村幸治さんという、
NPO法人ベースボールスピリッツ理事長、
宝塚ボーイズ監督をしている方です。
かつてオリックスで打撃投手を務めていた頃のことが
主に書かれています。
その奥村さんはイチローのそばにいたわけだから
彼についてよく知っているということです。
ここにはイチローが目標設定について語っていたことが書かれています。
目標って高くしすぎると絶対にダメなんですよね。
必死に頑張っても、その目標に届かなければどうなりますか?
諦めたり、挫折感を味わうでしょう。
それは、目標の設定ミスなんです。
頑張ればなんとか手が届くところに目標を設定すれば
ずっと諦めないでいられる。
そういう設定の仕方が一番大事だと僕は思います。
イチローにとっては目標は絵に描いた餅ではなく
もっと明確なもので、クリアすべきものでした。
だから練習もその日の目標が達成されるまでは
ずっと続けていたようです。
また、イチローはルーティンを大切にしたとのことです。
僕は高校生活の三年間、一日にたった十分ですが、
寝る前に必ず素振りをしました。
その十分の素振りを一年三百六十五日、
三年間続けました。
これが誰よりもやった練習です。
継続するのがいかに大切なのかというのがよくわかる。
目標設定の仕方、継続する力、
どちらもあることを成し遂げるためにはとても大切です。
微差の積み重ねが絶対差
1日0.1%成長できれば半年後には44%の成長
と「平成進化論」の鮒谷さんも言っています。
私も目標をしっかりたて、やるべきことをしっかりやり
継続していきます。