イチロー選手の目標設定術(致知随想より)

雑誌『致知』6月号、「致知随想」に

イチロー選手の目標設定術」というのがありました。

書いたのは奥村幸治さんという、

NPO法人ベースボールスピリッツ理事長、

宝塚ボーイズ監督をしている方です。

かつてオリックスで打撃投手を務めていた頃のことが

主に書かれています。

その奥村さんはイチローのそばにいたわけだから

彼についてよく知っているということです。

ここにはイチローが目標設定について語っていたことが書かれています。

目標って高くしすぎると絶対にダメなんですよね。

必死に頑張っても、その目標に届かなければどうなりますか?

諦めたり、挫折感を味わうでしょう。

それは、目標の設定ミスなんです。

頑張ればなんとか手が届くところに目標を設定すれば

ずっと諦めないでいられる。

そういう設定の仕方が一番大事だと僕は思います。

イチローにとっては目標は絵に描いた餅ではなく

もっと明確なもので、クリアすべきものでした。

だから練習もその日の目標が達成されるまでは

ずっと続けていたようです。

また、イチローはルーティンを大切にしたとのことです。

僕は高校生活の三年間、一日にたった十分ですが、

寝る前に必ず素振りをしました。

その十分の素振りを一年三百六十五日、

三年間続けました。

これが誰よりもやった練習です。

継続するのがいかに大切なのかというのがよくわかる。

目標設定の仕方、継続する力、

どちらもあることを成し遂げるためにはとても大切です。

微差の積み重ねが絶対差

1日0.1%成長できれば半年後には44%の成長

と「平成進化論」の鮒谷さんも言っています。

私も目標をしっかりたて、やるべきことをしっかりやり

継続していきます。