もったいない

昨日は親孝行の話をしました。

本日は父の話をします。

私の父はものを大切にするあまり
なんでも捨てずにとっておく癖があるようです。

父の部屋には雑誌が積み重なっているし
小物などもたくさんたまっています。

それは父に「もったいない」という
考えがあるからです。

それが如実にあらわれるのは
ごはんのとき

ご飯粒はもちろん残さず食べます。

炊飯器に残っているご飯も
中にお茶を入れてかき集めて
食べてしまいます。

焼き魚なども食べたあとは
見事に骨だけになっています。

むやみにティッシュなどつかうと
「もったいない」と言われます。

この「もったいない」という考え

私はなんか貧乏くさくて
好きではありませんでした。

しかし、今になって思うと
素直に受け入れておけばよかったと
感じます。

モノを大切にする心というのは
実はお金を大切に使うことや
時間を大切に使うことに
通じているからです。

モノもお金も時間も
貴重な資源。

そう考えると無駄にはできません。

私の場合、時間を
かなり無駄に使ってしまっているようです。

ふだんは私は
グーグルカレンダーで
自分のスケジュールを管理しています。

1日の終りにその日のふりかえりをして
明日やることを決めます。

しかし、次の日になって
すぐに予定がくるってしまうのは

無理なスケジューリングを
しているからではなく

この「もったいない」という
気持ちが弱いからだと思います。

時間はすべての人に
平等に与えられたもの

これを「もったいない」と思って
有効に使うことが

これからの人生に
よい結果をもたらすと思うのです。

目に見えないものこそ
ふだんよりも意識して

「もったいない」

と思う。

それが大事だなと思う今日この頃です。

父を見習って

「もったいない」精神を身につけます。