どーも、一ヶ月に1回は美術館や博物館に行くようにしているみっちーです。
今回は、上野の森美術館で開催されている「ゴッホ展」に行ってきたのでその備忘録。
美術館に行くたびに自分の無知ぶりがいやになるのだが、私はゴッホのことも全然知らなくて、行ってみていろいろ知ったことが多かった。
ゴッホや彼に関係する人たち、そして歴史をわかってていて作品を鑑賞するのと、全く知らずに鑑賞するのとでは作品の鑑賞の仕方が全く変わってくる。
行ってから気づくのだが、もっと勉強しておけばよかったと思う。
とりあえず、今回は「ゴッホ展」の公式サイトや、ゴッホ展の公式キャラホッゴさんのツイッターを見ながら「ゴッホ展」を振り返ってみたい。
まあ、今回は備忘録ってことで見たものを記録していく。
ところで、公式サイトによるとゴッホは27歳の頃に画家になる決心をしたらしい。
それから37歳で生涯を終える。最後は精神に異常をきたしていたとのこと。
それが原因かわからないが、ピストル自殺をはかったらしい。
27歳で画家になる決心をし、37歳で生涯を終えたわけだから、彼の創作期間はたった10年ということになる。
その10年の間に彼の人生を変えた2つの出会いがあったという。
一つ目が「ハーグ派」との出会い、二つ目が「印象派」との出会いだ。
その2つの出会いを中心に、「ゴッホ展」は構成されていた。
美術館の中では撮影禁止なので、今回はゴッホ展の公式キャラだるホッゴさんのツイッターをもとに、作品を紹介することにす。
もちろんすべてを紹介するのは不可能なので気になったのもののみで。
まずは初期の頃の作品「雨」
年末カウントダウン!#ゴッホ展 の隠れた人気作を紹介していくホ~。最初はこちら初期の良作「雨」!軽やかなタッチで描かれた水彩画で、めちゃくちゃ洗練されてオシャレ😍。「えっ、これゴッホなの!?」って驚く人多いんだホ!ほかにも知られざる魅力を持ったゴッホの作品がたくさんあるホ~。 pic.twitter.com/lJLIvSR7Cq
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) December 28, 2019
ゴッホといえば油絵の厚塗というイメージだが、こちらは水彩画で描かれていて、はじめの頃はこういうのを書いていたんだなというのがわかる。
こちらはパリに移る前の代表作のひとつ。
#ゴッホ展 開幕直前目玉作品一挙紹介!#ゴッホ さんの初期の代表作のひとつ「 #器と洋梨のある静物 」。暗い背景から浮かび上がる洋梨の存在感がスゴいホ!晩年の強烈な色彩が印象的なゴッホだけど本当に絵がうまい人だったんだな~と改めて気づかされるホ...。今まで知らなかったゴッホに出会えるホ! pic.twitter.com/zF6rzez6sb
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) October 3, 2019
ここまで働く農民の姿を描いてきたゴッホだが、ある事情で人物画を描けなくなり静物画を描いていたようだ。
こちらは、ゴッホ唯一の師であるマウフェの「雪の中の羊飼いと羊の群れ」という作品。
#ゴッホ展 では #ゴッホ の基礎を作った #ハーグ派 もしっかり紹介してるホ。こちらは #ゴッホ 唯一の師で巨匠マウフェの《雪の中の羊飼いと羊の群れ》。予想以上に大きく大迫力❗やっぱり絵は実際に向き合わないとわからない❗と改めて気づかされたホ~✴(通常会期中は撮影不可だホ、ごめんホ) pic.twitter.com/tmRuN0xkqr
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) October 15, 2019
ゴッホ展では、ゴッホの絵だけでなくゴッホに関係する人の作品もたくさん展示されていた。その一連としてハーグ派と呼ばれていた画家たちの作品があった。
ハーグ派というのは、オランダのハーグというところで活躍して画家たちの呼び名で灰色派とも呼ばれているそうだ。
最初にゴッホはこのハーグ派からいろいろなことを学んだとのこと。そしてゴッホの師匠がマウフェという人物なのである。
さて、ここからはパリに移ってからの作品。
この『パリの屋根』は #ゴッホ展 で実物を見て大好きになった作品だホ!気持ちのいい高台から眺める町並み、曇っているけど明るい空、彼方の地平線。なんだか絵の中で深呼吸をしたり、紙飛行機を飛ばしたくなったホ!この絵にはゴッホさんがこの景色を前にした時のワクワクが描かれている気がするホ! pic.twitter.com/tMxek0D1Y9
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) October 29, 2019
ゴッホはパリに移り、弟のテオのアパートに転がり込んだらしい。 そしてその窓から眺めた風景を描いた。
お次は印象派の作品。
#ゴッホ展 ではゴッホに影響を与えた作家を紹介してるけど、その中でもとっても重要なのがモンティセリ。この厚塗りの激しいタッチや強烈な色彩は #ゴッホ の大きなお手本になったんだホ。彼が描いた花の絵をゴッホは「色彩のオーケストラ」と讃えているホ!【閉幕間近!大晦日・元旦以外は毎日開館】 pic.twitter.com/4V2EHo9DGs
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) December 30, 2019
モンティセリの「陶器壺の花」を見ているとゴッホが影響を受けた人だなぁというのがよくわかる。この絵は厚塗りで激しいタッチだった。
お次はモネやセザンヌ。
ちなみに、モナコからお借りしているのはモネ3点、セザンヌ1点、ルノワール1点の計5点!モナコ王宮コレクションは優れた印象派の作品を所蔵していることで有名なんだホ~。今回の出品作も華やかな作品ばかり!お楽しみに~ pic.twitter.com/MZ2FIlq55v
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) October 25, 2019
モネやセザンヌの色彩はとてもきれいだった。
続いてゴッホの自画像
#ゴッホ展 開幕直前目玉作品一挙紹介!この #ゴッホ さんの自画像は約40点が知られているけど、印象派の影響を受けて大きく作風を変えようとしていたパリ時代のもの。軽妙な筆触と色彩でオランダ時代の暗い色合いはどこにも見当たらないホ!どこかトボけた雰囲気で大好きだホ~!! pic.twitter.com/xM7V5hdqYe
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) October 8, 2019
こちらはアルル時代の代表作。
『麦畑とポピー』と『麦畑』は両方とも豊かな実りの喜びが溢れる、色彩の見事な作品だホ。#ゴッホ展 では空色の部屋に、二人の兄妹みたいに並んで飾られているホ。別々に暮らす兄妹が、しばしの間再会をしているみたいで、僕は二つの作品を、いつまでも眺めていたい気持ちになるんだホ! pic.twitter.com/AorLtuNwpM
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) October 31, 2019
2つとも色彩ゆたかだ。
その後、ゴッホは自分の耳を切り落とすという事件を起こしてしまい、養老院に入ることを呼びなくされる。
その時の作品が、「サン=レミ養老院の庭」。
2019年を振り返って #ゴッホ展 の隠れた人気作品を紹介するホ! 「実はこれが一番好き!!」という声が多かったのが≪サン₌レミの療養院の庭≫。入院中に描いた作品だけど生命力にあふれてるホ!「庭で描いた僕の絵を受け取ったらさほどふさぎ込んでいるわけでないことが伝わるだろう」₍テオへの手紙₎ pic.twitter.com/m5ee01YQEq
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) December 31, 2019
こちらはゴッホ展の目玉作品「糸杉」
展覧会ナビゲーター #杉咲花 さんとボクと糸杉の3ショット‼︎ 内覧会でトークセッションをしてくれた杉咲さん。素敵な黄色の衣装だったホ…‼︎ この写真は一生大切にするホ〜‼︎ #ゴッホ展 #音声ガイド pic.twitter.com/fH3Dvbu4Wf
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) October 16, 2019
そしてもうひとつの目玉「薔薇」
昨日に引き続きすっきり晴れて気分爽快! #ゴッホ展 は月曜日は比較的ゆったり鑑賞できるチャンスだホ~。#ゴッホ さんをはじめ、#モネ、#ルノワール、#セザンヌ、#ゴーギャン、#マウフェ…スター画家の作品で、一週間分のパワーをチャージしてホ~♪♪ pic.twitter.com/NhfXFWR9po
— 【ゴッホ展公式】ホッゴさん (@2019gogh2020) December 9, 2019
たくさんの人が絵の前で立ち止まってこれらの絵を見ていた。
私の中ではゴッホといえばひまわりであり自画像なのであるが、こうやってゴッホの多くの面が見えたのは大きな収穫だった。
そして、ゴッホ展は私の目をたくさん楽しましてくれた。
とりあえず、次回は何に行くか決めていないけど、勉強してから行きたいな。