おはようございます。みっちーです。
本日もよろしくお願いします。
活動報告
昨日も休みだったので、映画を二本鑑賞。
一本目はこちら。
「ビールストリートの恋人たち」。
とてもきれいな映画だった。きれいな映像、きれいな音楽、そのなかで2人の恋人が愛を確かめ合うものだった。芸術的だったなぁ。
そして二本目は「翔んで埼玉」。
埼玉県民だったら観ておかなければいけないと思いつつ、ほったらかしにしておいた作品。2月22日に上映が始まったというのに未だに大人気。
30分前にTOHOシネマズ上野について案内をみたらすでに満席だった。
内容はとてもおもしろかった!
☆☆☆
それでは、昨日思ったことや感じたことを書いていきます。
「翔んで埼玉」ってすごいなぁ
前述のとおり、昨日観た「翔んで埼玉」がかなりおもしろかった。
こちらが公式サイト
あらすじを映画comより引用。
かつて東京都民からひどい迫害を受けた埼玉県民は、身を潜めてひっそりと暮らしていた。東京都知事の息子で、東京のトップ高校である白鵬堂学院の生徒会長を務める壇ノ浦百美は、ある日、アメリカ帰りで容姿端麗な謎の転校生・麻実麗と出会う。百美は麻実に淡い恋心を抱き、互いに惹かれあっていく。しかし、麻実が埼玉県出身であったという衝撃の事実を百美が知ってしまい、2人は東京と埼玉の県境で引き裂かれることとなってしまうが……。
(映画comより)
埼玉を激しくディスる映画だ。
昔から埼玉は「ださいたま」と蔑まされ、東京のなかにあっても田舎扱いされていた。埼玉県民だったらその気持ちはわかるだろう。
それをかなりデフォルメしておもしろおかしくしたのがこの作品だ。
現在、私は埼玉県民だ。静岡から出て、かれこれ30年くらい埼玉にいる。
かつて静岡にいる妹から「埼玉ってださいたまじゃん」とバカにされてことがある。
は!?💢
静岡のほうが田舎じゃん💢💢
そのときそう思った。
でも、埼玉が「ださいたま」という認識は全国区であり、ある意味地位の低い県だという証明でもあった。
また、私がいつも利用する東武東上線も田舎の路線で、やっぱりなんとなくダサいというイメージがある。
埼玉に負い目を抱えている県民も多い。埼玉というコンプレックスを抱えている人も。
そんな埼玉県民のコンプレックスをよく捉えているのが「翔んで埼玉」だ。
観てみたら、実によくできた映画だった。満席になるのもうなづける。埼玉県民のハートをつかんでいる作品だ。
☆☆☆
それにしても、よく考えてみたら、人間というものはこんなにも優劣をつけたがるものなんだね。
埼玉よりも東京が上、東京の中においても住んでるところに優劣がある。
もちろん住んでいるところ以外にもさまざまな優劣がある。大学や高校もそうだし、企業もそう。
自分の属しているところがどれくらいの優れているのかというのを常に気にするのが人間という生き物らしい。
そういうところに混じっていると安心できるのだろう。逆にいい場所にいないと不安になるのかもしれない。
それが人間なのだ。
(はっきり言ってくだらないけどね)
人間のそういう部分をうまく捉えたのが「翔んで埼玉」という作品なのかもしれない。
くだらなすぎて観て損したという人もいるかもしれないが、多くの人はそのおもしろさ笑ってしまうはずだ。
最後に
人は自分の住んでいるところのブランド力をとても気にする。
田舎に住んでいる人は都会に憧れる。都会に住んでいても、より都会指数の高いところに憧れる。
みんなダサい人間という烙印は押されたくないらしい。
そんな人間の心をうまく捉えたのが「翔んで埼玉」という作品だ。