2017-07-18 死んだら骨になるだけなんだからさ・・・

中原中也の「骨」という詩の冒頭。

 

ホラホラ、これが僕の骨だ、

生きていた時の苦労にみちた

あのけがらわしい肉を破って、

しらじらと雨に洗われ、

ヌックと出た、骨の尖。

 

中也が自分の死んだあとの様子を、他者の視点で述べている詩で、解釈もちょっと難しいものです。

 

ただ、わかるのは、人間なんて、死ねばみんな骨しか残らないってことです。

 

だから、「ホラホラ、これが僕の骨だ」ってなるわけですね。

 

そして、骨を覆っている肉は、中也に言わせれば「生きていた時の苦労にみちたあのけがらわしい肉」。

 

そう、生きていれば苦労ばかり、苦悩の連続です。

 

お金もたまらないし、彼女もできないし、一人で寂しいし、仕事もつまらない。

 

なんにもいいことない・・・、って思っちゃいますよね!?

 

 

でも、どう生きようと、死んでしまえば、みんな骨になるのみ。

 

さあ、では、どうやって生きようか。

 

 

私は昔から思っていることがあります。

 

どうせ死ぬんだから、それまでは楽しく生きようよ!

 

って。

 

死ぬまで、苦痛に満ちた人生を送っても、どうなんだろうなぁって思っちゃいます。

 

今から80歳まで生きていたとして、あと三十数年、やっぱり楽しく生きたいよね。

 

 

そして、80歳で死んで、骨になっちゃえば、もう後のことは知らない!(笑)

 

どうせ骨になっちゃうんだから、いっぱい恥かいたっていいかなぁ。

 

いっぱい失敗しちゃってもいいかな。

 

どうやって生きていても、死ねばみんな一緒だからね。

 

かっこよくても、悪くても、骨になっちゃえば関係ない。

 

そんな感じかな。

 

 

最近、気力が低下していますが、まあ、思いっきり生きるしかないのかなってところです。

 

精一杯生きるしかないんだよなぁ、結局のところは・・・。