昨日、母の誕生日のことをブログに書いたら、思いのほか反応が多かったです。
読んでくださった方、本当にありがとうございますm(_ _)m
昨日のブログはこちらです。
読み返してみると、なんとまぁ、いいお母さんじゃありませんかぁ!!!
ところがどっこい、昔の母は、今とは全然ちがったのです。
(あ、今でも父や妹とケンカが絶えないらしいのですが・・・)
今日は、私の母の鬼ババぶりを、紹介したいと思います。
(母には内緒で)
母vs兄
私には8歳ちがいの兄がいます。私が小学生の頃、兄は高校生でした。
そして、兄はいつも母とケンカしていました。
だいたいこんなパターンです。
母:なによ、やる気ー
兄:うるせえーーー
母:なによ、その態度
兄:うるせえ、くそばばぁ
そして、母は台所に向かって、包丁を取ってきて、
母:くそばばぁとはなによ
と、刃先を兄に向けるのでした。
すると
兄:刺せるもんなら刺してみろよ
と言い返すのでした。
ホント壮絶だった。
小学生の頃の私と妹は、黙ってそれを見ているしかないのでした。
こんなことが、年に数回も起きるのです。
はっきり言って異常な家庭でしたよね。
でも、この話は実話なんですよ・・・
母vs私
やがて私は成長して、中学生になりました。
その頃の私は、立派に反抗期を迎えていたのでした。
ある日、数年前に見たような光景が繰り広げられることになります。
母:なんであんたは言うこと聞けないの?
私:うるせぇ、クソばばぁ
母:クソばばぁとは何よ、やる気?
「やる気?」というは、どうやら母が包丁を持ってくるスイッチのようです。
そのまま、台所に行き、包丁を取り出してきて、私に刃先を向けたのです。
確か、あのときの兄は
刺せるもんなら刺してみろよ
って言ったんだよなぁ。
ところが、私には、そんな勇気がありません。
目の前の包丁に完全にビビっていました。
そして、かろうじて母に言ったことばが
おぼえてろよー
でした(笑)
コントか!?
ってツッコミ入れたくなりますよね。
でも、中学生の頃の私は、本当に刺されるかもしれないと思って、夜も眠れずビクビクしていたのでした。
結局、刺されずにすみましたけどね。
あの頃は、母は怖かったなぁ・・・(笑)
母vs妹
私が大学生になり、家を出たあと、今度は妹と母がやりあったようです。
ただ、私や兄のときとちがって本当にやばかったみたいです。
あとから聞いた話なんですが、そのやばい内容は、こんな感じでした。
ある日、母が酔っ払って帰ってきて、そのまま居間で寝ていました。
妹が、「そこで寝ちゃダメだよ」みたいことを言ったらケンカになり、
母は、こともあろうに、そばにあったビンで妹の頭を何度も殴りました。
妹は、別の部屋にいた父に助けを求めました。
父は、頭から血を流している妹を見て、急いで病院へ連れてったとのこと。
さすがにこれには絶句。
妹と母のケンカは、兄や私をはるかに超えていたのです。
☆☆☆
おわかりいただけたでしょうか、私の母の鬼ババぶりを。
私は、子どもの頃、母のことが憎くてしょうがありませんでした。
が、年月って不思議なものですよね。
そういうのも、思い出にしてくれます。
私に包丁を向けたあの頃から30年もたってしまいました。
その母は、私が実家に帰るたびに喜んでくれます。
もう憎むことはできません。
だから、大学生の頃は、年に1回も実家に帰りませんでしたが、今はなるべく帰るようにしているのです。
そして、昨日の電話には驚かされました。
昔のことは忘れて、もっと親孝行しなきゃなぁと思った次第です。
かつて親孝行できなかった人も少なくはないかもしれませんが、今からでもおそくないですよね。親孝行、がんばりましょう!